佐藤ゆかり氏、東京5区に「国替え」へ…次期衆院選
(2008年2月6日(水)21:45 読売新聞)
って、ウチの選挙区じゃねーか(笑)
ナベツネの迷言「読売グループ内の人事異動」ならぬ自民党内の人事異動ですね。こうなると比例区と小選挙区って集計のメカニズムの違いだけ、ということになってしまいそうです。
ちょうど読み終わった野中広務、野村克也『憎まれ役』で造反組の再入党に小泉チルドレンが反対したことに言及して野中広務はこう言っています。
国会議員であれば信念で戦うべきです。議員はサラリーマンのように永久就職ではないのです。信念を証明するためには、選挙に勝つ。そのためには地元に組織をつくり、支持者を増やすしかありません。その努力を放棄して、あるいはその努力を無視しているからこそ、再入党に反対する会合などを持つのです。
現職の小杉隆氏が引退した後継候補となるわけですが、地元の都議会議員・区議会議員に候補者がいないという方が自民党組織にとっては問題なのではないかなと思います。
逆に都議や区議のほうが楽で美味しいから誰もリスクを取らないのかもしれません(ホント、人数多すぎです。)。
野中氏は返す刀で
野党の民主党でも、変わりません。彼らのほとんどは、自民党の国会議員になりたいが、自民党の公認がとれないので、仕方なく小選挙区で民主党から立候補している人々です。
とも言っています。
「自民党の国会議員になりたい」かどうかはわかりませんが、確かに2000年の民主党ブームの頃に雨後のたけのこのように当選した民主党の新人は「国会議員になるチャンスが高いから」という理由で民主党から出馬した、要領がよくて小器用なタイプの人が多かったように思います。
東京5区で2000年に初当選した手塚仁雄氏もそんな若い奴のひとり、という印象だったのですが、地道に街頭演説を続けたりしているので地元では結構知名度があり、対抗馬としては手ごわいのではないかと思います。
<追記>
数年前にドクター中松が近くに引っ越してきたようなので、これだけ注目されると彼も出馬するのではないかと。