バスの「移動郵便局」スタート 全国初、愛知県豊田市で
(2008年2月18日(月)19:54 共同通信)
日本郵政グループの郵便局会社は18日、過疎地域などで一時閉鎖した簡易郵便局の代わりに、改造したマイクロバスで地域の公共施設などを巡回する「移動郵便局」を全国で初めて、愛知県豊田市の「小原福祉センターふくしの里」で試験的に開始した。バスは現金自動預払機(ATM)1台や窓口業務のカウンターを備えており、郵便物の引き受けのほか、ATMによる預貯金業務などを行う。
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車両は職員2人とセコムから派遣された警備員で運営する。郵便物やゆうパックの引き受けのほか、現金自動預け払い機(ATM)による送金などが可能。地域ごとに週2回巡回する。
過疎地に多い簡易局は受託者の高齢化などが原因で一時閉鎖が増えている。今回の地域では従来、農業協同組合が簡易局を運営していたが昨年9月に撤退した。移動郵便局は新たな受託者が見つかるまでの応急措置となる。
山間地などではそもそも簡易郵便局も家から遠い人もいるでしょうから、「建物つきの簡易郵便局」というものにこだわらずにその費用を振り向けることで、巡回の回数を増やしたり、「停留所」を増やせばかえって今以上に利便性が向上することもあるんじゃないでしょうか。
預金データの無線通信など技術的にもいろいろな工夫をして実用化にこぎつけたと思いますので、ぜひ全国に普及させてもらいたいと思います。