のろのろのろと この続き
この日最後、5本目の上映はドイツ映画の ” フリーフォール ”
今年もはるばるやってきたのはこの映画が上映されると知ったからでした。
2013年ドイツ映画
警察学校(研修施設?)で出会ったマークとカイ
お互い気に食わないのか寄ると触ると子供みたいに諍いとか掴み合いになってしまい、上官によばれてそれぞれ叱られます。
その後打ち解けて夜に人気がないプールで2人ではしゃいだり、一緒に森の道をジョギングしたりして仲良くなります.
”気に障る”っていうのは”気になる”っていうことなんだろな・・・。
ある日ジョギングの休憩中にカイがマークにいたずらでキス。
カイは「冗談だよ」と涼しい顔をしていますが、マークは軽く流せない。
マークには妊娠中の恋人ベッティーナがいて、両親の家の隣に越してきたところ。
すぐそばには叔父のフランク夫婦が住んでいて、叔父も警官。父も警察OB。なんとなく”ぼっちゃま感”が漂ってます。
カイは、というとちょっとアウトロー的、クールでちょい悪、ちょっと謎って感じ。
いつものようにジョギング中、カイがマークにふざけてちょっかいかけたら、ここのところイライラしているマークは本気で切れて掴み合いになってしまう。でもカイにがっつり抱きしめられてキスされて、手で行かされてしまった・・・。
ショックのあまりものすごいいきおいで逃げるように走り去るマークでした。
以来気まずい二人になってしまった。
カイがマークと同じチームに配属になり、マークは内心穏やかでいられない。(”内心”というよりも”顔”が穏やかじゃない顔になっている・・・)
フランクに「(警察学校で同室だったカイは)どんな奴だ?」と聞かれても「知らない」と答えます。
プライベートでマーク、ベッティーナ、フランク夫妻がボーリングをしているところへカイが同僚(♀)と一緒にやって来た時には
一同ウエルカムな空気の中、マークひとり表情が固まっている・・。
家へ帰ればベッティーナに警察学校の同期(カイ)が同じチームに配属されたのをどうして話してくれなかったの?と不思議がられる。
適当に当り障りのないことを言っておけばいいのに、カイのことが気になって仕方ないのの裏返し?で無視というか知らないことにしてしまう。
な~んか、まっすぐ過ぎて融通聞かない、わかりやすいといえばわかりやすい男。
カイとマークは相変わらず気まずくて、訓練中につかみ合いをしてしまったり、マークはカイに敵意丸出しなんですが、カイは
「またジョギングしたくなったら一緒に行こう」
と寂しそうに言います。
・・・ん~続く???