1975年公開のアメリカ映画
この年のアカデミー賞の
作品賞
監督賞
脚本賞
主演男優賞
主演女優賞
を受賞した名作映画です。
観たのは中学生の時だったと思います。
刑務所の強制労働を逃れるために精神疾患のフリをして精神病棟に収容されたマクマーフィー(ジャック・ニコルソン)。病棟は絶対的権限を持つラチェッド婦長(ルイーズ・フレッチャー)に仕切られており、患者たちは覇気がなく無気力に過ごしていました。
マクマーフィーはそんな体制に反抗し、彼に同調する患者たちも出てきますが婦長による支配は揺るがない・•
婦長を演じたルイーズ・フレッチャーがとにかく憎ったらしかったです。ひ弱で儚げなビリーという患者の青年は婦長の冷酷な対応に精神をズタズタにされてしまうし、ずっとひどい!ひどい!と思って観てた。
この年のアカデミー主演女優賞候補には「トミー」のお母さん役アン・マーグレットもノミネートされてましたが最優秀賞はルイーズ・フレッチャー、迫真、迫力の演技で受賞しました。
ご両親が聾者だそうで授賞式で手話を交えてスピーチしていたのを覚えています。
昨日のニュースによればフランスの自宅で亡くなられたとのこと。享年88歳。RIP