破門フェデリコ くたばれ!十字軍 を観ました。
阿部 修英 作
神聖ローマ皇帝フェデリコ 佐々木蔵之介
ドイツ王ハインリヒ 上田 竜也
侍女イザベル 那須 凛
イスラム王カーミル 栗原 英雄
教皇グレゴリウス 六角 精児
時代は中世ヨーロッパ。
あらゆることを牛耳る絶対権力だったバチカンに逆らい3度の破門を受けた皇帝フェデリコ二世の物語です。
100年経っても終結しない戦争に疑問を抱き十字軍遠征に出て戦わず、イスラム王カーミルと友好関係を築く。
そんな父が理解できない息子ハインリヒとの確執。教皇との対立。
よく知らない 歴史上の人物の話についていけるかな、と思ったのですが、ぐいぐい引きずり込まれていきました。
3度の破門を受けても信念を曲げないフェデリコにただならぬ情熱と硬い意志を感じます。
フェデリコとハインリヒ親子の最後のシーンには胸が熱くなりました。
六角さんの教皇が憎ったらしかったなぁ。
会場はPARCOステージ。
今年1月に同じフロアにあるホワイトシネクイントへ来たことがあって迷わず辿り着けました。
座席は最後列でしたがこじんまりした劇場(636席)で座席間の傾斜が大きく、すごく観やすく快適でした。