イオンシネマ白山で「侍タイムスリッパー」を観ました。
監督・脚本・撮影・照明・編集他 安田淳一
高坂新左衛門:山口馬木也
風見恭一郎 :冨家ノリマサ
山本優子 :紗倉ゆうの
幕末の京都。
会津藩士の高坂新左衛門が長州藩士を切り付けた瞬間雷に打たれ気を失う。
目覚めるとそこは現代の時代劇撮影所。
とりあえずヴィジュアル的には違和感のない人々がいっぱい。
大部屋俳優に間違われ殺陣がうまいということでエキストラとして雇われる。
撮影でよくロケに使われるお寺の住職夫妻のご厚意で居候させてもらうことに。
助監督の優子や大部屋俳優仲間にも親切にしてもらい、切られ役として生きていくことを決心し殺陣師の関本に弟子入りする。
新左衛門が朴訥で不器用で大まじめ、東北訛りがなんともチャーミングでした。
雑にまとめると“幕末の武士が現代にやってきてそのギャップにアタフタする映画”…かな。(ホント「雑に」ですけど)
そのトンチンカンなやりとりに大笑いしていたのがいつの間にか泣いてました。
時代劇に対する熱い思いが溢れたすてきな映画でした。