先日新聞へも掲載されましたが 坂本龍馬の新たな手紙が発見され これが本物と
鑑定されたといいます。
発見のきっかけは あなたの家のお宝はなんですか? とTV番組の街頭インタビューで
昔父親が 1,000円で古物商から買った龍馬の手紙で 今もちゃぶ台の下にあると答えた
主婦の家から この手紙が出てきました。
そしてこれが専門家により 龍馬が暗殺される直前に書いた 本物と鑑定されました。
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坂本龍馬は若くして近江屋で命を落としましたが その短い生涯に 手紙を多く残しており
月の名所桂浜には 龍馬像とともに 高知県立坂本龍馬記念館 があり手紙のいくつかが
展示されております。
これによると 本日13日に 『お龍と龍馬』 というオペラがあるらしく あらぁ~ 龍馬役は
外人さんで これも新しもの好きだった 龍馬らしいですね。
龍馬の生きた 電話やFAX PCもない時代に 持てる情報を伝えるすべは ていねいに1通ずつ
書かれた手紙で まどろしくも 心のこもったやり方ですが それでも悪筆の者は 筆不精もおった
ことでしょう。
その点龍馬は達筆で ユーモアや絵も交え綴られており 頭の良さとセンスがうかがえますが
手紙の多くは 坂本龍馬を作ったといわれる 乙女姉やん宛が見られます。
今回発見された龍馬の手紙 『越行の記』 は後日 上記の龍馬記念館に寄贈されるということで
一般公開が待たれます。
龍馬が没して150年余り 今は郷土の英雄として桂浜に立ち ふところ手で太平洋を見ております。
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筆まめな龍馬のこと 手紙はこれからも発見されるかも知れず 長崎には 未発見のものが
まだあるのでは? と思うのは私だけでしょうか。
そして手紙といえば 昨日の新聞記事から タイタニックの衝突直前に 乗客が書いたとされる
手紙が発見され それが 英国で競売にかけられるといいます。
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タイタニックが沈没して100年以上が経ち 生存者も もう生きていないと思われますが
我々には恋物語の映画となって そして タイタニックゆかりの手紙発見は 海難事故
の怖ろしさを 忘れたらいかんぜよ! と言われている気がいたします。