フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

静かな観光地

2011-04-18 | 日記

KITAHOさんからもらった黄色い水仙のいい香りに包まれながら朝食を食べる。

今日も、Kさんと一緒に八ヶ岳の観光地を巡ろう。空は朝方曇っていたものの、だんだんいい天気になってきた。
まずは、八ヶ岳倶楽部に行く。春浅い月曜日の朝は、さすがに観光客はほとんどいない。ひっそりとしているので、いつもと勝手が違う感じだ。
咲き始めたカタクリは群落を形成していて素晴らしい。いつの日かアダージョの森のカタクリもこれくらいに成長してほしいものだ。アダージョの森に生えているダンコウバイやクロモジの苗が売られていたが、付けられている値札はびっくりするほどだ。

次は、萌木の村へ行く。こちらも、ほとんど人がいない。普段でも広いところなので、がらんとした雰囲気がひとしお感じられた。Kさんといろんな店をゆっくり見て回わる。

昼食は、北甲斐亭の蕎麦を食べる。この店の山菜天ぷら蕎麦はボリュームが多くていい。昨年秋に収穫した地元産の蕎麦粉で打った蕎麦は、徒に都会ずれしていない素朴な味だ。

食後アダージョの森に帰り、しばし休憩する。その後庭に出て、庭作業をおこなう。まずは、チェーンソーの刃を研ぐ。次に花壇に残っていた枯れ枝を処理する。何か手伝いましょうかとKさんが言うので、クマ笹を刈ってもらうことにする。少し風が強まってきて寒くなったので、5時頃庭作業を終える。

夕食は、Kさんに山梨名物ほうとうを食べてもらおう。それにタコ酢とおにぎりだ。タコ酢はKさんに作っていただいた。アゲとゴマがポイントで実に美味しい。酒のアテには最適だ。

食後は小渕沢の延命の湯へ行く。ここでゆっくり温泉に浸かり、Kさんが、大阪行きのバスに乗る時刻まで、有効に使おう。温泉に入ってホカホカになった。これで深夜バスも少しはゆっくり休むことができるかな。たった3日間だったが明るいKさんとは楽しい時を過ごすことができた。Kさんが乗車した大阪行きのバスは午後11時10分過ぎ小渕沢バス停を発車した。また、大阪でお会いしよう。