フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

富士見フリーマーケット

2011-04-29 | 人々との交流

今朝は穏やかないい天気になった。山々の頂きは赤く輝いている。外気温マイナス3度、室温13度、湿度30%。
写真を撮ろうとeossを持って外に出ると、「err」表示が出て、バッテリーを入れ直してくださいとあるので、やってみたが駄目だった。
故障のようだ。これから、ベストシーズンが始まろうというときに、何たることか。

今日は、朝10時から行われる、富士見町のフリーマーケットに行った。
ご夫婦で原村に移り住みLOHAS生活を始めておられるCoCoさんとその仲間がブースを出されるという。

会場である富士見町のコミュニティプラザに行ってみると、凄い数の車だ。隣のグランド駐車場は既に満杯で
生涯学習センターの駐車場にようやく止めることができた。富士見町のフリマがこれほど人気があるとは、驚いてしまった。

出店していたブースの数も、多い。子どもや女性用の服の出店多い。日常生活用品、古本、花や野菜の苗などなどが所狭しと並んでいた。ぐるっと一回りしてみたがどうも、CoCoさんのブースが見あたらない。

そうこうするうちに、会場で会う約束をしていたPJmamaさんから連絡が入った。噴水のある場所で出会うことにする。わざわざ東京で種から育てたというトマトの苗を持ってきてくれたのだ。トマトは上手く育てられるか自信はないがやってみよう。

PJmamaさんが連絡を付けてくれて、ようやくCoCoさんのブース発見。フェンスには「今日売り上げ金は全てあしなが基金と岩手県野田村支援の為義援金として使わせていただきます 国際交流クラブ原村・原小学校英語ボランティアグループ」と書かれていた。「その意気やよし」である。ご主人は、現在、自宅をセルフビルド中という猛者の方。スキーのインストラクターをされているだけあり、相当な体躯である。600坪の畑を借り受け
仲間の方とジャガイモの種を植え付けされたという。7,8月に収穫祭があるらしい。
CDを買うとトウモロコシの色紙を頂いた。妻は赤ちゃん用の風呂タオルとひざかけを買った。

 

その後、TMTMさん宅にお伺いする。6月の長期の欧州旅行に行かれるとのことで、私達のイギリス旅行の話をお話させてもらうことになっている。TMTMさんは、家の中央に太くて長い煙突が立っている薪ストーブが焚いて待っていてくれた。早速、欧州旅行の話となる。お聞きすると、なんとイギリスのサイレンセスターで宿泊するBBが私たちが泊まったところと同じとのことだ。エアチケットはもちろん、BB、ホテル、レンタカーは全て自ら手配する個人旅行だ。ご夫婦とも英語ができるのがいい。その後、お昼をご一緒にしましょうとなった。

ご主人が作られたポトフは素材の味だけでゆっくり煮込んだもの。トマトやニンジンの甘みが美味しい。ヘルシー感満点だ。


野菜サラダのドレッシングも自家製だ。続いてだされたのは和風キノコパスタ。醤油味がさっぱりしていて、このうす味が食欲をそそる。続いて、デザートで出されたカステラも、ふっくらと焼き上がっていて美味しかった。これだけ出されると、すっかり満腹になってしまった。

 

食後は、ご夫婦の趣味の話を聞かせていただく。奥さんの絵付け皿、プリザーブド・フラワー(preserved flower)の作品が美しい。それにジャズピアノもされている。ご主人は、木工に余念がない。大山工房で安く仕入れたという一枚板のテーブルが2脚出来上がっていた。デッキには手製の作業台がある。趣味の話は尽きないが、相当長い間お邪魔させていただいてしまった。

続いて、夕方になってしまったが、富士見の青葉さん宅を訪ねた。家の前でご主人が愛犬ラスクを散歩させていた。今日はラスクはよく尻尾を振って歓迎してくれた。家の前の庭には、ガレージと歩道が作られ、中央の樹木も整理されて、すっかり美しくなっていた。新たにミツバツツジなどが植えられている。青葉さんは、木漏れ日の庭を目指して、樹木を植えていきたいとのことだった。お宅には娘さんとお孫さんが来ていた。10か月になるすずちゃんは、元気に何やらつぶやいていた。ご主人は、まさに、目に入れても痛くないと言った表情を浮かべられていた。玄関と和室には「5月の室礼」が飾られていて、静かな和の趣が漂っていた。