先日ご紹介しました、比叡山坂本駅付近の続き。
坂を上って行く途中に、公人と書いて「くにん」と読むようです、くにんやしきが右手にあります。
入館料が安いですよね。
このお屋敷は、江戸時代、延暦寺で僧侶として働きかつ、僧侶でありながら、妻を持ち、名字をなのり、刀を携帯する事を認められた公人とされる方の代々伝わるお屋敷。
公人は、治安維持や寺務にも就ていらしたようです。
坂本には、こうした公人のお屋敷が、近年までも、数多く残されていたようですが、外観はそのままに近い状態ながら、内装が改装されているお屋敷がほとんど。
そんな中、こちらの旧岡本邸は、旧状態のままの内装が維持されていて、社寺関係の大型民家として、貴重な存在という事。
現当主の岡本永治氏が、大津市に、歴史的遺産として、主屋、米蔵、馬屋
敷地を、寄贈なさったそうです。
それが平成13年なのだそうですが、その後改修工事がなされ、完工し、平成17年3月に、歴史的価値が認められ、大津市指定文化財とされたそうです。
今から、丁度12年前なんですね〜。
入館料も安いですので、気軽に入れますね。
次回時間があったら、ぜひ拝見してみたいですね〜♪