↑老舗ホテルの、奈良ホテルさん(1909年営業開始)から、昭和10年(1935年)に、大倉陶園さんが、ご注文を頂かれた、ディナーセット。
当時、満州国皇帝、愛新覚羅溥儀氏(1934年満州国皇帝即位)を迎える事になった際、、ホテル側から、ご注文があったようです。
愛新覚羅溥儀氏・・と言うと、ラストエンペラーと言う映画を思い出します。ジョン・ローンが、溥儀氏の役でしたね、懐かしい。
食器類は、奈良の情緒を、大倉陶園さんならではの、岡染めで描き、縁のデザインは、鉄道省(1920〜1943年)の紋章、「動輪」文様を金の美しい、エッチングで、施しているそう。
岡染めの、青色の、水墨画を、思わせるような、雰囲気ある絵付けと、金色の縁取り・・、品格と高級感を感じさせられます。
老舗ホテルでは、様々な思い出の食器類があり、これらの食器類は、貴賓用として、大切な役割を果たしていたのですね〜♪