今日は、和菓子と紅茶のレッスンでした~
春と言えば、桜ですが、
桜が満開になる前の早春に、春の訪れを楽しみ、味わう提案を、
色々と学びました~
和菓子と紅茶で、
J'ai bien mangé. (→私は、とても食べました=お腹がいっぱいです。)
とても素敵な春の訪れも、感じたひとときでした~
もうすぐお雛祭りで、TV等でも、話題になっていますね~
ウエルカムティーは、
右のカラフルで可愛らしいお菓子は、
香川県・山下おいり本舗の『おいり』
左の、クリスタルを思わせる可愛らしい薄いピンクのお菓子は、
島根県・三英堂の『苺クリスタル』
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ティーは、ベリーの香り豊かな、ミックスベリーティー
苺の旬の時期を意識し、苺クリスタル。
琥珀・・・と言うお菓子に似た感じのものです~。
ベリーフレバーのティーと、お互い見た目も美しく、
惹かれ合っているような~、そんな好相性~。
鼻腔を通って、心地良い苺感をキャッチし、そして、口の中に広がる苺感を優雅に味わう。
そのつなぎに、中が空洞で、とっても軽い可愛さ半端ないおいりをいただきます~。
おいりは、口に入れると、シュワっとした瞬間の感覚を楽しめる、もち米でできたお菓子。
おいりは、香川県では、結婚式、又女性に関連した行事には、欠かせないお菓子だそうです~。
結婚式では、今で言う”ドラジェ”のような、引菓子として、用いられているようです~。
2種の可愛らしいお菓子と、優雅なベリーの香りのティーは、
3拍子揃って、大変参考になった、素敵な組み合わせでした~
↑そして、こちらの、金沢の金華糖~
これは、金沢のお雛祭りには、欠かせない菓子なのだそうです~
江戸時代、加賀藩政時代に発祥の菓子のようです~
とても華やかで大ぶりな砂糖菓子~
春の風物詩として、又、幸せを願う気持ちを伝える菓子として、
お雛祭りや、結婚式等に用いられる、
金沢の伝統の縁起菓子と言う事~
結婚式で用いられる鯛の金華糖等は、全長80cmくらいのもあるとか。
盛大で晴れやかな式にふさわしい感じがします~
(金沢からは離れていますが・・・、私も昔昔、祝い事の際に、よく似たもの・・・、
《単に砂糖が、フォトのような鯛に、パッケージングされていただけだったかもしれませんが》
・・・を、
頂いていたような記憶が実家での記憶として残っているのですが、
加賀藩の飛び地的な地域の周辺と言う事で、
祝い事の際に、実家に住んでいた時、目にしていたのかもしれません。
それらを頂く事は、時代とともに少なくなって行き、薄れて行ったような気がしますが。)
・・・そんな事で、
華やかな金華糖が、金沢の和菓子屋さんでは、販売されるようですが、
森八さん等では、旧暦の4月3日まで、
販売されると言う事~
この菓子を作る際に使われる、金華糖の木型がとても素敵なお道具です~
木型の中に、糖蜜を流し込んで、それを人の手によって、道具を回し、
固めたものに、色付けされているのだと思います~
木彫りの鯛の形のを、拝見させていただきましたが、
とても美しい形と、お道具の使い方が、興味深かったです~
伝統ある華やかなとりどりな菓子達~、
女性の祝い事には欠かせないと言う~、
そんな事から、
女性には、いつの世も変わらず、
美しく華のある存在でいてほしいな~と言う願いもあるのかな~と思ったり~
とても素敵なウエルカムのおもてなしの菓子とティーと、
プラスお雛祭りに欠かせない、
素敵な菓子のお話でした~