今日の朝は雨。昼近くから止み雲り。気温は最高気温12℃と昨日より+7℃と暖かい。雪も大分融けた。
今月(3月)は私が狭心症を発症してから丸5年目である。この月から体重を70kgから65~66kgに減量し、禁煙した。と言うより入院により減量・禁煙させられた、が正しい。現在もこれが続いており、3年前からの1万歩/日目標でのウォーキングも継続中である。
禁煙は特に辛くはなかった。でも何か一作業を終わった時、手がポケットのタバコを無意識に捜している自分がある。長年の習慣はナカナカ抜けきれない。5年たっても時々衝動的に吸いたい自分がいる。・・この自分が辛い。
報告によると、喫煙しているとメタボリックシンドロームになり易く、発症は喫煙本数に比例するとの事。1日31本以上の喫煙者は非喫煙者より1.6倍高いと言う。喫煙は、ホルモンの影響により内臓脂肪の蓄積を引き起し、この脂肪組織から分泌されるサイトカイン等に影響を与えて糖代謝や脂質代謝異常を引き起こすとの事だ。喫煙とメタボリックシンドロームが重なると、動脈硬化が進行して虚血性心疾患や脳梗塞の発症リスクが増大する。非喫煙者より2.5~3.0倍となると言う。
以上のリスクは禁煙によって減少したと思っていた。しかし、禁煙後のリスクについての報告では、止めてもスグに減少しないとの事だ。でも私は丸5年経ったからリスクは減少したと思う。
★禁煙後の5年間は糖尿病に要注意(2012.2.29発表)
(国立がん研究センターなどの研究班、全国5万9千人(1990~2003年)追跡調査で判明)
禁煙後5年間は非喫煙者より糖尿病の発症リスクが体重の増減に係わらず高まっているとの研究結果だ。
喫煙者が糖尿病になる危険性は、非喫煙者より男性は1.3倍、女性は3.0倍に高まる事は知られている・・女性が大きい。
研究は、男女約5万9800人(40~69歳)について、禁煙を始めた人の糖尿病リスクを5年間調査したものだ。その結果、このリスクは体重の増減に係わらず、非喫煙者より女性が2.8倍、男性が1.4倍と高くなっていた(1日25本以上のヘビースモカー男性は2.2倍)。禁煙の経過年数ごとの糖尿病リスクでは、5年未満は非喫煙者の1.4倍だったが、5年以上では非喫煙者と変わらない。
この結果より、「体重の増加がなくても、禁煙後5年間は体調管理が大切」との事。