今日も暑い、むし暑い。散歩するのも命がけ・・チョット大げさ。でも体調不安定の身ならば、ホント。
卸町の会場での「やきものファン拡大講座 in 仙台」に出かけた。会場はエアコンが効いていた、良かった。
講義は午後からなので、卸町のF食品卸店に立ち寄った。室内にコーヒーノキの鉢植えがあり花が咲いていた。以前にコーヒーノキを育てたことがあり、ひさしぶりに花を見た。とてもなつかしい。
コーヒーノキ
アカネ科コーヒーノキ属
常緑低木
葉は常緑で光沢を帯び、軟らかい
花の色は白、鮮赤~黄色の実をつける
この実の種子がコーヒーの原料となるコーヒー豆
講習会は「波佐見焼」についてであり、陶芸教室の生徒としてはとても楽しく勉強になった。
◆講座等
講義 仙台市(伊達藩)と波佐見焼(大村藩)
講義 やきものの歴史と波佐見焼
講義 やきものの工程講義
見学 実演・実技の見学
講習 器の達人になる 楽しい・正しい器の使い方
意見交換会 波佐見焼についての質疑応答etc
◆波佐見焼(はさみやき)
波佐見焼は長崎県東彼杵郡波佐見町で焼かれる磁器である。
大村藩主の大村喜前が朝鮮から陶工の李祐慶を連行し、彼が慶長3年(1598年)登り窯を築いたのが始まり。
当初は青磁を生産し、やがて呉須での染付磁器を生産した。磁器の大量生産が奨励され、大衆向けの食器を巨大な連房式登窯で多量に焼いた。染付磁器の生産量は日本一だったと言われる。登窯(のぼりがま)は延長200m近くもあり巨大(世界一とか)だった。
圧力鋳込み成形
(装置は実験用の小型)
型は石膏製
型に泥漿(でいしょう、粘性の強い泥水)を圧力で注入
機械ロクロ成形
最初にタタラ(円形の泥の板)を作る
機械で成形(高台も)
少し乾燥させ、削りで整形
排泥鋳込み成形
石膏製の型に泥漿を注入し、型の壁にある程度の厚さが出来たら余分な泥漿を排出する
部品ごとに型を作り、これらの部品を組み立てる
(写真は急須の組み立て)、
手ロクロ成形
ロクロを使って器を作る
実演は、朝長仁さん
全技連マイスター
波佐見焼伝統工芸士
手ロクロ一級技能士