「すいきんちかもくどってんかいめい(水金地火木土天海冥)」は年少の頃に念仏の様に記憶した言葉。これは、太陽を回る惑星の名前の一文字の羅列だ。でも最近惑星の定義を決めると、冥王星は”惑星と言う定義から外れ、小惑星と言う枠入る”とされ、国際天文連合は「準惑星」と定義した(2006年)。この様な事や、この言葉を思い出させるニュースがあった。
国際天文学連合(IAU)は冥王星に5つ見つかっている衛星のうち、「P4・P5」の名称を発表した(7月2日)。P4はケルベロス(Cerberus)、P5はステュクス(Styx)。最初の衛星はカロン(1978年)、次いでこれより小さい2つの衛星ニクスとヒドラが発見(2005年)された。命名された衛星P4とP5は、2011年と2012年にハッブル宇宙望遠鏡によって発見されたもので、先に見つけた衛星よりさらに小さい。
冥王星の衛星名はギリシャ・ローマ神話の冥界のエピソードに因むとされ、ケルベロスは三つの頭を持つ冥界の番犬、ステュクスは冥界と現世の間を流れる大河を支配する女神と言う。
午前中は小雨、午後から曇り。蒸し暑いが昨日より気温が少し低いので少し凌ぎ易い。
道路脇に植えられているナツツバキに白い花が咲いている。花はツバキ(椿)に似ている。朝に開花し、夕方には落花する一日花だ。名(ナツツバキ、夏椿)の由来は、花の形が椿の様で夏に開花するから。別名の沙羅の木(しゃらのき)は、沙羅双樹(さらそうじゅ)と勘違いして付けられたとか。成長した幹の樹皮は帯紅色で滑らかなので、別名「サルスベリ」と言うところもあるとの事。
ナツツバキ(夏椿)
別名:沙羅の木(しゃらのき)
ツバキ科ナツツバキ属
落葉高木、樹高は10m~20m
葉は椿の様な肉厚で光沢のある葉ではなく、秋に落葉する
(ツバキ科の数少ない落葉樹)
開花時期は6月~7月
花色は白、花径は数cm
花弁は5枚で雄しべの花糸は黄色