文部科学省は、「国際化学オリンピック」で日本代表の4人全員が銀メダルを獲得したと発表した(7月24日)。
「国際化学オリンピック」は、世界の高校生が化学の知識と応用力を競うもので、7月15日~24日にモスクワで開かれた。本大会は73ヶ国・地域から291人が参加した。日本代表は4人全員が銀メダルを獲得した。
因みに、総合1位は中国・台湾・韓国で、金メダル3個・銀メダル1個との事。
◆日本のメダル獲得者(2013年)
銀メダル:岡本浩一(大阪・教育大付属高天王寺校舎3年)、羽根渕高弘(愛知・岡崎高3年)
福永隼也(兵庫・白陵高2年)、正田浩一朗(兵庫・白陵高2年)
◆国際化学オリンピック(IChO)
高校生を対象とする化学の理論問題と実験問題のコンテスト。
第1回は1968年に開催(但し、1971年は開催せず)され、日本は2003年のアテネ大会から参加。
メダルの授与は参加者全体の順位による
金メダル:参加者全体のトップ8%に対して授与
銀メダル:参加者全体のトップ25%に対して授与
銅メダル:参加者全体のトップ50%に対して授与
梅雨明け宣言はまだだが、夏の花ノウゼンカズラ(凌霄花)が咲き始めた。濃いオレンジ色が特徴で、”炎天に咲くオレンジの花、夏の花”がピッタリだ。まだ梅雨寒があるが、晴れた日はもう盛夏と言える程の暑い日となるから。
名(ノウゼンカズラ:凌霄花)の由来は、一説に「凌霄」の字音「りょうしょう」が転じて「のしょう→のせう」、のせうかずら→ノウゼンカズラとなった。因みに、鉢植えなどでの「ヒメノウゼンカズラ」はノウゼンカズラ科テコマリア属と別属。
ノウゼンカズラ(凌霄花)
英名:Trumpet creeper
Trumpet flower
ノウゼンカズラ科ノウゼンカズラ属
落葉つる性木本
(気根を出し樹木などに付着する)
原産地は中国、古くから薬として使われてた
日本には平安時代(9世紀頃)に渡来
開花時期は6月~9月
花は茎の先に房状花序を付け、花冠はラッパ型で先が5片に裂けて開く
花色は濃く鮮やかなオレンジ色