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人間国宝に4人答申(2013年)

2013-07-22 | ニュース

 文化審議会は19日(7月19日)、重要無形文化財保持者(所謂、人間国宝)に、今藤政太郎さんらの4人を認定するよう文部科学相答申した。また、重要無形文化財に指定されている「雅楽」の団体・宮内庁式部職楽部の構成員に多(おおの)忠純さん(21)の追加認定も求めた。
 答申者は、
 長唄三味線の今藤政太郎(本名・中川昇一)さん(77)
 清元節三味線の清元梅吉(本名・松原清之介)さん(80)
 白磁の前田(まえた)昭博さん(59)
 漆芸の技法の一つ「蒟醤(きんま)」の山下義人さん(61)
 ◆重要無形文化財保持者
 通称:人間国宝
 人間国宝とは、日本の文化財保護法に基づき、文部科学大臣が指定した重要無形文化財の保持者として各個認定された人物を指す通称である。
 ◆蒟醤(きんま)
 蒟醤は、下塗・中塗・上塗と丹念に塗り重ねた漆の表面を特殊な刃(けん)で模様を線彫りし、その窪みに色漆を象嵌(ぞうがん)する技法。
 朱塗り、黄塗りと各色ごとに模様を彫り上げ、漆を充填させる作業を繰り返し、すべての充填が終了すると、表面を平らに研ぎ出し、さらに手で時間をかけて磨きあげる。漆塗りの最高峰とも言える技法。

 

 午前は曇り。午後から雨。週間予報では今日から曇りと雨で梅雨明けはまだまだ。
 オオキンケイギクが所々でまだ咲いている。とても綺麗なキク科の花だが、外来種として野外に定着して問題となり、現在は特定外来生物に指定され栽培が禁止されている(2006年)。その理由は、繁殖力が強く、特に荒地に強いことから、河原で繁茂し、在来の植物に対して大きな影響を与えるからとの事。なるほど、花後の種を見るととても大きく、種子生産量は1平方メートルあたり数千粒と言われる。
 オオキンケイギクは大きなキンケイギク(金鶏菊)の意味。名(キンケイギク)の由来には諸説があり、花色を金鶏(黄色の鳥)に見立てた説、花の形が鶏冠(とさか)で花色が金色に輝いている説などがある。

Ookinkeigiku307221 オオキンケイギク(大金鶏菊)
キク科ハルシャギク属
多年草
原産地は北アメリカ
1880年代に鑑賞用に導入された帰化植物
開花時期は5月~7月
花径は6cm前後
花はキバナコスモスに似るが、赤みはなく鮮やかな黄色


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