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大腸がんを血液検査で高確率発見

2013-07-12 | 健康・病気

 血液検査で、大腸ポリープや大腸がんの患者を高確率で判別できると、三重大の楠正人教授・問山裕二助教らの研究グループが発表した(7月3日)。米医療機関との共同研究で、論文は6月に発行された米国立がん研究所の機関誌に掲載された。
 グループは、血液に含まれる大腸がん細胞から分泌される物質(マイクロRNAのmiR-21)に着目した。三重大病院の患者ら日本人約300人分(健常者・大腸がん患者・大腸ポリープ患者)の血液中のこの物質の量を比較した。この結果、この物質(マイクロRNA)の量が、がん患者は健常者の約5倍、ポリープ患者は約3倍だった。データ解析で、がん患者は92%以上、ポリープ患者は82%以上の確率で判別できるとの事。
 血液の量が0.5ミリリットル程あれば約3時間で判定可能との事で、初期の段階から患者の発見が可能となり、生存率向上につながることが期待される。
 ◆大腸がんの発見検査
 便潜血検査(便に混じった血液(ヘモグロビン色素)を調べる)や血液検査での腫瘍マーカー(CEA・CA19-9が有用)検査が一般的だが発見できる確率や精度が低かった。便潜血検査では、2日間(2検体)検査で進行がんがあれば約8割が陽性を示すと言う。
 その他の検査には、注腸検査(肛門からバリウムを注入してX線撮影)、内視鏡検査(内視鏡を肛門から挿入して全大腸を観察)、生検(がんが疑われる部位の細胞組織の一部を取って顕微鏡でがん細胞の有無を調べる)、CT検査、MRI検査、PET検査(陽電子放射断層撮影検査)などがある。

 

 朝から曇り。朝の気温は20℃チョットだから風に涼しさより冷たさを感じる。暑い日々の一休みかな。
 畑ではエリンジュームのトゲトゲの花が咲き出した。多年草だから昨年も一昨年も同じ場所で咲いた。
 種類は、花色や花の姿・咲き方などで色々とあり、100種類位と言われる。切り花としては、10種類程らしい。因みに、よく似た花にキク科のルリタマアザミ(瑠璃玉薊)がある。

Eryngium307121  エリンジューム
(Eryngium)
別名:松笠薊(まつかさあざみ)
セリ科エリンジューム属
宿根多年草
原産地はバルカン半島
花の大きさは3cm~10cm(種類による)
花色は白・青・紫


Eryngium307122 Eryngium307123