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早期膵臓がんの診断マーカーを発見、検診への適用目指す

2016-01-07 | 健康・病気
 膵臓がんは発見し難く、治療も難しい。初期症状が特にないので早期発見し難く、約8割の患者は切除不可能な進行状態で見つかる。従って、ガンと診断されてからの5年生存率は、7%程と小さい。
 国立がん研究センター研究所の本田一文ユニット長らは血液中の特定のたんぱく質を調べ、これより膵臓がんを早い段階で発見する手法を開発した。従来の血液検査では難しい早期の膵臓がん患者を見つけることができる。検査キットも開発済みで、年内にも1万人規模の検証を始め、実用化を目指す。成果は英科学誌「Scientific Reports:サイエンティフィック・リポーツ」に11月9日掲載。
 グループは、血液中のコレステロールの形成に関与するタンパク質「アポリポプロテインA2(apoA2)」と呼ぶたんぱく質に着目。そのアイソフォーム(たんぱく質の構造や機能が似通った分子の総称)の血中濃度が、早期の膵がんや膵がんのリスクとなる疾患の患者において、6割程度まで減少していることを確認した。今後、膵がん検診用バイオマーカーとしての実用化を目指し、apoA2アイソフォームを使う「膵がん模擬検診」を神戸大学などと開始する。
 膵臓がんの補助診断には現在、「CA19-9」と呼ぶバイオマーカーを使っている。ただし早期膵がんへの感度が低いことなどから、検診としての使用は奨励されていないと言う。

 晴れ、雲が多い。最高気温は数℃、いつもより少し暖かいのかな。
 葉の白さが目立つシロタエギク、白銀色に見えるのは、葉に白い繊毛が密にあるから。小さな花が数輪付いている・・時期外れ。英名は”ダスティーミラー(Dusty miller:粉塗れの粉屋)”と言う。
 シロタエギク(白妙菊)
 別名:ダスティーミラー(Dusty miller)
    セネシオ・シネラリア(Senecio cineraria)
 キク科セネシオ(キオン)属
 耐寒性常緑多年草
 地中海地方原産、明治初めに渡来か
 開花時期は6月~8月
 花色は黄色、花径は1.5cm
 白銀色の深い切れ込みの葉が美しい観葉植物