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認知症になったら介護施設を希望する人が47%、内閣府の意識調査

2016-01-30 | 健康・病気
 内閣府は、認知症に関する初の世論調査結果を発表した(2015年10月23日)。調査は認知症に関する国民の意識を探るため、9月に全国の20歳以上の3000人を対象に個別面接形式で実施し、1682人から回答を得た。
 自分が認知症になった場合、
   介護施設で暮らすことを希望する人:47.7%
   今まで暮らしてきた地域での生活を望む人:43.7%  結果が二分した
 介護施設で暮らしたい人は
   周りの人に迷惑をかけてしまうから:27.5%
   身の回りのことができなくなってしまうから:20.2%
 地域での生活を希望する場合は
   医療・介護などのサポートを利用したい:30.3%
   できないことを自分で工夫して自立的に生活したい:13.4%
 自らが認知症になることにどのような不安を感じるか(複数選択)
   家族に身体的・精神的負担をかける:74.9%
   買い物、料理、車の運転などができなくなる:56.8%
   家族以外の周りの人に迷惑をかける:56.5%
   ・・
 家族が認知症になる場合の不安では(複数選択)
   ストレスや精神的負担が大きい:62.5%
   経済的負担が大きい:49.9%

 朝起きたら雪が積もっていた。10cm位かな。玄関前と自家用車の雪おろしを早速実施。
 道も畑も家も雪を被って、真っ白。畑の様子を見るために昼前に出かける・・お花は見えない。道沿いの畑で、取られずに残っている”イチジク”の実。
 実と言ったが、壺の形をした果嚢(かのう)である。花は袋で覆われ(これを花嚢(かのう)と言う)、外からは花は見えない。このため”イチジク”を漢語では”無花果”の字をあてた。
 名(イチジク)の由来には諸説あり、1ヶ月で熟す・毎日1個ずつ熟す「一熟」からの説、中国語の「映日果」での音読”エイジツカ”の転訛説などがある。
 イチジク(無花果、映日果)
 別名:伝来時に、蓬莱柿(ほうらいし)、南蛮柿(なんばんがき)、唐柿(とうがき)
 クワ科イチジク属
 落葉高木
 原産地はアラビア南部。不老長寿の果物とも呼ばれる
 栽培は6000年前頃からと言われ、旧約聖書にも登場する果物
 インドから8~9世紀ごろに中国へ、中国から日本に17世紀前半に渡来した
 雌雄異株だが、日本で栽培されているのは雌株のみ。受粉しなくても果嚢が熟す単為結実(たんいけつじつ)の品種である
 因みに、葉は三裂・五裂掌状で互生する。浅く三裂するものは江戸時代に、深く五裂して裂片の先端が丸みを帯びるものは明治以降に渡来した。