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世界最小、0.6mmの人工血管の作製に成功

2016-01-11 | 医学
 国立循環器病研究センターのチームは、直径0.6mmの世界で最も細い人工血管を開発した(2015年11月2日発表)。現在、臨床で用いられている人工血管は直径数mm以上あり、脳や心臓、指先など細かな血管を必要とする血管バイパス手術などに応用が期待される。
 中山泰秀医工学材料研究室長(再生医療)らは、体内に入った異物がタンパク質の一種コラーゲンで覆われるカプセル化反応を利用した。ステンレス棒(直径0.6mm、長さ2cm)をシリコンで覆った極細の基材をラットの背中の皮下に埋め込み、1~2カ月後に取り出すと、シリコンの周りにコラーゲンのチューブができた。このチューブをラットの太ももに移植すると、半年間、血栓ができず血流が維持されていることが確認できた。
 中山さんは「自分の組織から作った血管なので拒絶反応もない。様々な太さの血管手術に応用できる可能性がある」と言う。

 今日の気温は、最高気温数℃と昨日より数℃低く寒い。空には青空が広がる、気分は良い。
 垣根で見つけた”モッコウバラ”の実。径は数mm程と小さく、黄色になっている。これから赤く熟すのかどうかは分からない。 ”モッコウバラ”はトゲのないバラ。花の色は淡い黄色で小さな(径2~3cm位)花である。モッコウバラと言えば、黄色の八重咲(ロサ・バンクシア・ルテア)が一般的と言う。黄花の他に白花や一重咲きがあり、何れも芳香がある。
 モッコウバラ(木香茨、木香薔薇)
 バラ科バラ属
 常緑つる性低木(トゲがない)
 原産地は中国
 白八重は18世紀中期、黄八重は19世紀中期に渡来
 開花時期は4月~5月
 花色は淡黄色と白色、一重・八重咲きがある
 花径は2cm~3cm位