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1月の平均気温は東日本・西日本とも高く、暖冬の傾向が続く

2016-02-02 | 環境
 気象庁は、1月の天候まとめを発表した(2月1日)。
 1月の月全体の平均気温は全国的に平年を上回り、平年差は北日本(北海道・東北)で0.5℃、東日本(関東甲信、北陸、東海)で0.8℃、西日本(近畿、中四国、九州)で0.6℃、沖縄・奄美で0.7℃だった。昨年12月から引き続いて前半は暖冬傾向、後半は一転して大雪や記録的低温の時期があった。
 降水量も平年を上回り、北日本が平年の111%、東日本が138%、西日本が144%、沖縄・奄美は243%(1946年の統計開始以来、1月の最多)。日本海側の降雪量は、平年より大幅に少なく、北海道が平年の78%、東北が73%、北陸が68%、近畿が49%、山陰が46%にだった。
 日照時間は、平年より東日本の日本海側で77%、西日本で81%、沖縄と奄美で63%。
 因みに、1月24日には鹿児島県奄美大島で115年ぶり、久米島では39年ぶりに雪を観測。沖縄本島・名護市では観測史上初めて、みぞれを観測した。

 晴れ。気温は低く、やっぱり冬。
 住宅地を歩いていたら、”ヒイラギモチ”の植木があり、赤い実が付いている。この”ヒイラギモチ”は”クリスマスホーリー”とも呼ばれている。だいぶ、遅れたクリスマスの日かな。
 クリスマスホーリーは、本来、セイヨウヒイラギ(Ilex aquifolium)の事である。クリスマスホーリーと呼ばれるものには、ヒイラギモチ(シナヒイラギ、チャイニーズホーリー)の他に、アメリカヒイラギ(アメリカンホーリー)があり、モチノキ科モチノキ(イレックス)属の近縁種や交雑種などの赤・黄の実が付くものを含めてホーリーと呼ぶこともあるようだ。
 よく見かけるのはヒイラギモチ(シナヒイラギ)である。これは、セイヨウヒイラギやアメリカヒイラギは高木(樹高数m以上)であるが、ヒイラギモチは横に広がる低木なので扱い易く、果実も大きいので日本では寄せ植えや鉢植えなどで使われる。
 ヒイラギモチ(柊黐)
 別名:クリスマスホーリー、チャイニーズ・ホーリー
    支那柊(しなひいらぎ)、柊擬(ひいらぎもどき)
 モチノキ科モチノキ(イレックス)属
 原産地は中国
 常緑低木、樹高は2m~5m
 葉は厚く刺があり、光沢がある
 花期は4月~6月、花径は数mm、花色は黄緑色
 実の鑑賞期は11月~翌2月、実は径1cm弱の球形で秋に赤くなる
 雌雄異株だが雌木の受精なくても結実する
  (単為結果(たんいけっか)と言う、普通は種なしとなる)