北海道大と順天堂大の研究チームは、生体肝移植後の拒絶反応を抑え、免疫抑制剤に頼らずに済む臨床研究を進め、臓器提供者と移植患者のリンパ球などから培養した特殊な細胞を使い、成人患者10人のうち7人が2年以上も免疫抑制剤を服用せずに日常生活を送ることに成功したと発表した(2月18日)。研究チームは、この手法を一般的な治療法として確立させることを目指している。
この治療法は、移植手術前に患者と臓器提供者の血液からリンパ球を取り出し、特殊な抗体を混ぜて2週間培養し、その後患者のリンパ球を体内に戻す。この患者のリンパ球は、提供者の臓器を異物として認識しない「制御性T細胞」リンパ球に変わる。術後13日目の患者の体内に戻した後、抑制剤を減らし、1年半後に投与を中止する。
研究チームは、2010年11月以降、生体肝移植を受けた当時39歳~63歳の男女10人に新手法を適用した。今年(2016年)1月末現在で4人は免疫抑制剤の服用を止めてから3年以上、3人は2年以上となった。この間、必要な免疫機能は維持され、合併症は確認されなかった。残る3人は免疫抑制剤を減量中に軽い拒絶反応が出たため服用を中止できなかったが、通常よりも少ない免疫抑制剤の量で正常な肝機能を維持できている。今後、東京女子医大など国内5施設で3年間、計40人程度に臨床試験を行う。
天気は晴れ。風がとても強い。
藤棚の”フジ(藤)”に沢山の果実がまだ付いている。花が咲く頃まで付いているのかな。
果実はソラマメ似の狭披針形の莢果、平たくて産毛の様に短毛が密生し、長さは15cm~20cm程。莢(さや)には薄い黒い碁石の様な豆が入っている。この豆は漢方薬、煎じて下剤に使われるようだ。
マメ科フジ属には8種程ある。日本に自生する、フジ(ノダフジ)とヤマフジの2種が日本固有種である。一般にフジと呼んでいるのは、ノダフジ(野田藤)を言う事が多い。両者の違いは、ノダフジ(野田藤)はつるが右巻きで花穂が長い、ヤマフジ(山藤)はつるが左巻きで花穂が短い(球状)。
フジ(藤)・ノダフジ(野田藤)
マメ科フジ属
蔓性落葉樹
開花時期は4月~6月
花は淡紫色または白色の花を房状に垂れ下げて咲く
この治療法は、移植手術前に患者と臓器提供者の血液からリンパ球を取り出し、特殊な抗体を混ぜて2週間培養し、その後患者のリンパ球を体内に戻す。この患者のリンパ球は、提供者の臓器を異物として認識しない「制御性T細胞」リンパ球に変わる。術後13日目の患者の体内に戻した後、抑制剤を減らし、1年半後に投与を中止する。
研究チームは、2010年11月以降、生体肝移植を受けた当時39歳~63歳の男女10人に新手法を適用した。今年(2016年)1月末現在で4人は免疫抑制剤の服用を止めてから3年以上、3人は2年以上となった。この間、必要な免疫機能は維持され、合併症は確認されなかった。残る3人は免疫抑制剤を減量中に軽い拒絶反応が出たため服用を中止できなかったが、通常よりも少ない免疫抑制剤の量で正常な肝機能を維持できている。今後、東京女子医大など国内5施設で3年間、計40人程度に臨床試験を行う。
天気は晴れ。風がとても強い。
藤棚の”フジ(藤)”に沢山の果実がまだ付いている。花が咲く頃まで付いているのかな。
果実はソラマメ似の狭披針形の莢果、平たくて産毛の様に短毛が密生し、長さは15cm~20cm程。莢(さや)には薄い黒い碁石の様な豆が入っている。この豆は漢方薬、煎じて下剤に使われるようだ。
マメ科フジ属には8種程ある。日本に自生する、フジ(ノダフジ)とヤマフジの2種が日本固有種である。一般にフジと呼んでいるのは、ノダフジ(野田藤)を言う事が多い。両者の違いは、ノダフジ(野田藤)はつるが右巻きで花穂が長い、ヤマフジ(山藤)はつるが左巻きで花穂が短い(球状)。
フジ(藤)・ノダフジ(野田藤)
マメ科フジ属
蔓性落葉樹
開花時期は4月~6月
花は淡紫色または白色の花を房状に垂れ下げて咲く