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純中国製スーパーコンピューターが速度世界一

2016-07-03 | 科学・技術
 国際スーパーコンピューティング会議(ISC)で、「TOP500」の最新結果が発表され、中国のスーパーコンピュータ「神威太湖之光(Sunway TaihuLight)」が1位となった(6月20日)。
 「TOP500」は年2回発表される。Top10では中国が2台で米国製は4台、日本製・ドイツ製・スイス製・サウジアラビア製が各1台だった。500位までは、中国製が167台(全体の3分の1)と米国の165台を初めて上回った。システムは、TOP500のうち497台にLinuxが搭載され、Linuxを採用していない3台はすべてUNIXを搭載している。
 1位 神威太湖之光 中国・無錫国立スパコンセンター
          演算速度:93PFLOPS(ペタフロップス)
 2位 天川2号   中国・広州国立スオアコンセンター
          演算速度:33PFLOPS
 3位 タイタン  米・オークリッジ国立研究所
          演算速度:17.5PFLOPS
 4位 セコイア  米・ローレンス・リバモア国立研究所
          演算速度:17.1PFLOPS
 5位 京     日・理化学研究所
          演算速度:10PFLOPS
 中国の「神威太湖之光」は、心臓部にあたる演算処理装置(プロセッサー)は自主開発した「純中国製」。演算速度は1秒間に9京3千兆回。日本の「京」(理化学研究所)の9倍の演算速度。

 今日の天気、午前は小雨、午後から曇り。気温は高くなく、風弱く、過ごし易い。
 自動販売機の横にある”ビワ”の木。コーヒー缶を買っていたら”ビワ”の黄色に熟し実が見えた。何時も見ている、気が付かなかった・・緑色の実は葉に隠れていたからかな。
 ”ビワ”は実を結ぶまでが遅いと言われ、実生苗の結実には7年~8年の歳月を要する(一説には13年)とある。「桃栗3年柿8年琵琶は9年でなりかねる」ともある。
 ”ビワ”の原産は中国で、日本へは9世紀には渡来していたと考えられている(日本自生説もあり)。しかし、現在日本で栽培されている品種は、江戸時代末期(天保~弘化)に中国からの大果品の種子から育成されたもの。この「唐枇杷」と呼ばれる品種から改良されて、現在の二大品種(茂木と田中)が生まれたと言う。名(ビワ:枇杷)の由来は、葉の形が楽器の琵琶(びわ)に似ているから。因みに、”ビワ”の葉には関節痛に効き(産毛のある葉裏を擦って貼る)、葉を煎じて「せき止め・利尿など」に効く、と言う(古くからの民間薬)。
 ビワ(枇杷、比波)
    (果実もビワと呼ぶ)
 英名:loquat
 学名:Eriobotrya japonica
 バラ科ビワ属、常緑高木
 開花時期は11月~12月
 花は白い五弁花、葯には毛が密に生えている
 花は両全花なので自家受粉が可能
 果実の成熟は5月~6月、黄橙色の実となる