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パーキンソン病で新たな関連遺伝子を発見

2017-11-16 | 医学
 山形大学医学部は、手足の震えや体のこわばりが起こる難病「パーキンソン病」に関わる新たな遺伝子を発見したと発表した(11月6日)。
 9割をしめる親兄弟に発症者がいない原因不明の孤発性(非遺伝性)の患者の血液を検査した結果、約1割にミドノリンという遺伝子の異常が認められた。
 70歳の健常者100人と平均約65歳の孤発性パーキンソン病患者86人の血液を検査。健常者には異常がなかったが、患者の10.5%ではミドノリン遺伝子が減少していた。同遺伝子をラットのゲノム編集などで欠損させたところ、神経細胞の神経突起が伸びなくなるほか、パーキンソン病の原因遺伝子、パーキンの発現が抑制されることも判明、細胞内の不良タンパク質の蓄積が進み神経細胞のストレスとなってパーキンソン病の発症・進行につながっている可能性が出てきた。
 これより、同大では新たな発症メカニズムの解明、創薬につながる発見としている。
 研究成果は英科学誌サイエンティフィック・リポーツ(電子版)に掲載された。
 ◆パーキンソン病
 中脳の黒質神経細胞が徐々に減少する(変性)ため黒質で産生される神経伝達物質のドーパミンが減少し、運動の制御機構である黒質線条体系が働かなくなりパーキンソン症状がおこる。黒質変性の原因はまだわかっていない。
 主な症状は、
  動作緩慢(無動)、手足のふるえ(安静時振戦)、筋肉のこわばり(筋固縮)
 有病率は、10万人あたり100~150人。
 発病はほとんどが初老期(50歳台後半)で、一部が若年発症(40歳以前)で、一般的には(若年性の一部以外)遺伝しない疾患である。

 お天気は晴れ。気温は低く、最高気温11℃とか。いよいよ冬の寒さが到来か。
 お隣の畑で、お花が咲いている。コマツナの花かなと思ったが、”アスパラナ”の花とのこと。
 ”アスパラナ(アスパラ菜)”は中国野菜の花芽を食べる野菜で、「菜心(ツアイシン)」または「サイシン」と、「紅菜苔(コウサイタイ)」を交配させ育成された新しい品種とのこと。菜心・紅菜苔と同じく、とう立ちした茎葉と花芽を食べる野菜と言う。別名に”オータムポエム”との名は「サカタのタネ」が販売している名称、平成2年(1990年)に品種登録された。
 菜の花に似ているが、花芽より花芽が付いた若い茎を食べる感じで、味・食感ともアスパラに似た感じがすると言う(まだ食べたことがない)。
 アスパラ菜
 別名:オータムポエム
 アブラナ科アブラナ属 
 寒冷地と温暖な地方では栽培時期がずれる
  寒冷地では秋に、温暖な地方では春に収穫期を迎える
  露地栽培では春が旬の野菜