津波は地震などで海底地形が急に変化して発生する。津波の波長は、数百キロメートルにもなることがあり、巨大な津波は、押し寄せる水の力で海底の物まで破壊して運ぶ。そして、津波は東日本大震災を起こした日本海溝の地震と同様に、一定の周期で繰り返す性質がある。
大津波の威力を物語る国の天然記念物が、先島諸島の石垣島にある。津波によって打ち上げられた、いくつもの大きな「津波石」だ。差し渡しが10メートルを超える巨岩もある。石垣島を含む八重山列島の近くでは、1771年に「八重山地震」が起きた。津波石は、そのとき発生した八重山津波や過去の大津波で、打ち上げられたり移動したりしたと考えられている。八重山地震では石垣島を中心に津波の被害が大きく、約1万2000人が溺死した。八重山地震は、この地域の南側の「琉球海溝」で起きたとも考えられている。
静岡大学防災総合センターの安藤雅孝客員教授らの研究グループは、石垣島と宮古島の計8か所で溝を掘って津波後の地層を確かめてみたが、農地改良などで古い地層が壊されていることが多かった。それでも見つけたのが、石垣島の牧場だった。ここに、深さ2m・長さ120mの、ほぼ海から内陸に向かう溝を掘り、そこに現われた地層を分析した。
結果、海から運ばれたとみられる二枚貝を含んでいる4つの層が確認できた。生き物が死んでから現在までの年数を推定できる「放射性炭素年代測定」で調べたところ、いちばん新しい層は1771年の八重山津波に対応し、ほとんど同じ規模の津波が過去約2000年に計4回あったことが分かった。繰り返しの平均間隔は約630年だった。
◆天然の放射性元素の生成
天然の放射性元素には、地球ができた時から存在するものと宇宙線で作られるものがある。
地球に降り注ぐ宇宙線(主に太陽から)は、非常に大きなエネルギーを持ち、大気中の元素とぶつかり各種の放射性元素を作る(極めて微量)。生成された放射性元素は、エネルギー的に不安定であり、時間とともに崩変して安定元素(核種)となる。
☆生成される放射性元素
生成放射性元素 最終元素 半減期(年)
14C 14N 5.73*10^3 窒素から生成
10Be 10B 1.51*10^6 窒素・酸素から生成
26Al 26Mg 7.16*10^5 アルゴンから生成
その他(3H、36Cl など)
☆炭素同位体の含有量
自然界ではほとんどの炭素が12Cであり、宇宙線で生成された14Cは、極めて微量である。
また、放射性元素は宇宙線で作られるので、照射量が変動すると元素量も変動する。
炭素同位体 存在比
12C 98.90%
13C 1.10%
14C(放射性) 約1兆分の1
天気は晴れ。気温は低く、最高気温5℃・最低気温-2℃。畑を見たら氷が張ってた。
散歩で見つけた”ピラカンサ”の実。まだ食べられずに残っている。”ピラカンサ”は、バラ科トキワサンザシ属(Pyracantha) の種類の総称である。日本では赤色の実の”トキワサンザシ:常磐山査子”、黄色の実の”タチバナモドキ:橘擬”、赤色の実の”カザンデマリ:花山手毬”の3種類が多く栽培されており、これをピラカンサと一括りで呼んでいる事が多い。この実は、黄色なので、”タチバナモドキ:橘擬”かな。
ピラカンサ
バラ科トキワサンザシ(ピラカンサ)属
常緑低木
開花時期は4月~6月
花は小さく、白い5弁花
果実は径2cm位で赤・橙・黄色に熟す、見頃は10月~12月
ピラカンサと呼ばれる
トキワサンザシ(常盤山櫨子) 学名:Pyracantha coccinea
果実は鮮紅色に熟す。カザンデマリと相似し区別しにくい
カザンデマリ(花山手毬) 学名:Pyracantha crenulata
果実は赤い。別名ヒマラヤトキワサンザシ ピラカンサ
タチバナモドキ(橘擬) 学名:Pyracantha angustifolia
果実は橙(黄)色
別名:細葉常盤山査子(ホソバトキワサンザシ)
大津波の威力を物語る国の天然記念物が、先島諸島の石垣島にある。津波によって打ち上げられた、いくつもの大きな「津波石」だ。差し渡しが10メートルを超える巨岩もある。石垣島を含む八重山列島の近くでは、1771年に「八重山地震」が起きた。津波石は、そのとき発生した八重山津波や過去の大津波で、打ち上げられたり移動したりしたと考えられている。八重山地震では石垣島を中心に津波の被害が大きく、約1万2000人が溺死した。八重山地震は、この地域の南側の「琉球海溝」で起きたとも考えられている。
静岡大学防災総合センターの安藤雅孝客員教授らの研究グループは、石垣島と宮古島の計8か所で溝を掘って津波後の地層を確かめてみたが、農地改良などで古い地層が壊されていることが多かった。それでも見つけたのが、石垣島の牧場だった。ここに、深さ2m・長さ120mの、ほぼ海から内陸に向かう溝を掘り、そこに現われた地層を分析した。
結果、海から運ばれたとみられる二枚貝を含んでいる4つの層が確認できた。生き物が死んでから現在までの年数を推定できる「放射性炭素年代測定」で調べたところ、いちばん新しい層は1771年の八重山津波に対応し、ほとんど同じ規模の津波が過去約2000年に計4回あったことが分かった。繰り返しの平均間隔は約630年だった。
◆天然の放射性元素の生成
天然の放射性元素には、地球ができた時から存在するものと宇宙線で作られるものがある。
地球に降り注ぐ宇宙線(主に太陽から)は、非常に大きなエネルギーを持ち、大気中の元素とぶつかり各種の放射性元素を作る(極めて微量)。生成された放射性元素は、エネルギー的に不安定であり、時間とともに崩変して安定元素(核種)となる。
☆生成される放射性元素
生成放射性元素 最終元素 半減期(年)
14C 14N 5.73*10^3 窒素から生成
10Be 10B 1.51*10^6 窒素・酸素から生成
26Al 26Mg 7.16*10^5 アルゴンから生成
その他(3H、36Cl など)
☆炭素同位体の含有量
自然界ではほとんどの炭素が12Cであり、宇宙線で生成された14Cは、極めて微量である。
また、放射性元素は宇宙線で作られるので、照射量が変動すると元素量も変動する。
炭素同位体 存在比
12C 98.90%
13C 1.10%
14C(放射性) 約1兆分の1
天気は晴れ。気温は低く、最高気温5℃・最低気温-2℃。畑を見たら氷が張ってた。
散歩で見つけた”ピラカンサ”の実。まだ食べられずに残っている。”ピラカンサ”は、バラ科トキワサンザシ属(Pyracantha) の種類の総称である。日本では赤色の実の”トキワサンザシ:常磐山査子”、黄色の実の”タチバナモドキ:橘擬”、赤色の実の”カザンデマリ:花山手毬”の3種類が多く栽培されており、これをピラカンサと一括りで呼んでいる事が多い。この実は、黄色なので、”タチバナモドキ:橘擬”かな。
ピラカンサ
バラ科トキワサンザシ(ピラカンサ)属
常緑低木
開花時期は4月~6月
花は小さく、白い5弁花
果実は径2cm位で赤・橙・黄色に熟す、見頃は10月~12月
ピラカンサと呼ばれる
トキワサンザシ(常盤山櫨子) 学名:Pyracantha coccinea
果実は鮮紅色に熟す。カザンデマリと相似し区別しにくい
カザンデマリ(花山手毬) 学名:Pyracantha crenulata
果実は赤い。別名ヒマラヤトキワサンザシ ピラカンサ
タチバナモドキ(橘擬) 学名:Pyracantha angustifolia
果実は橙(黄)色
別名:細葉常盤山査子(ホソバトキワサンザシ)