日本学士院は、がんの増殖や転移の仕組みを解明した宮園浩平・東京大教授ら5人を新会員に選んだ(12月12日)。
学士院会員は、学術上の功績が顕著な科学者から選ばれる特別職の国家公務員。会員数は人文科学60人、自然科学74人の計134人となった。
新会員の主な業績(敬称略)
揖斐高(いび・たかし):成蹊大名誉教授。71歳。漢詩人柏木如亭や頼山陽らの研究を通じ、近世日本文学の研究を深めた。
渡辺浩(わたなべ・ひろし):東京大名誉教授。71歳。江戸・明治時代の日本の政治思想史研究で、朱子学・儒学の独自の展開を社会的文脈に着目して明らかにするなどした。
瀬川信久(せがわ・のぶひさ):早稲田大教授。69歳。民法の解釈論・立法論が依拠すべき基礎の構築に貢献した。
安元健(やすもと・たけし):日本食品分析センター学術顧問。82歳。魚介類の食中毒に関する研究で常に世界をリードしている。
宮園浩平(みやぞの・こうへい):東京大教授。61歳。がん進展に関与するタンパク質の受容体などの研究で世界をリードした。
◆日本学士院(にっぽんがくしいん)
日本学士院は、文部科学省の特別の機関である。会員は、学術上の功績が顕著な科学者から選ばれる特別職の国家公務員。
法第1条でその目的を、「学術上功績顕著な科学者を優遇するための機関とし、学術の発達に寄与するため必要な事業を行う」と定めている。
毎月定例の研究会を開催し、そこで研究発表が行われ、また研究成果は「日本学士院紀要」として公刊される。また、恩賜賞や日本学士院賞、エジンバラ公賞、日本学士院学術奨励賞の授賞も行っている。
学士院会員は終身で、定員は150名である。死亡により欠員が生じた分科ごとに各部分科会員の投票により毎年12月に新会員が選定される(常に全欠員が補充されるわけではない)。
1879年(明治12年)に東京学士会院として発足。その後、帝国学士院に改組され、太平洋戦争後に日本学士院となる。
今日の天気は曇~晴れ、一時雨(強く、土砂降り状)。
散歩道に、まるまるとした実を沢山付けた”トウネズミモチ”を目にする。実は多くの樹ではもう鳥に実を食べられているが、沢山残っている樹がある。今年は実が豊作なのかな。
”ネズミモチ”と”トウネズミモチ”は葉・花・実とも良く似ており、判別はチョット難しい。簡単な判別は葉の葉脈で、葉を裏から日に透かして見ると、ネズミモチの側脈は見えないか不明瞭でトウネズミモチは明瞭に見える。遠くからは樹枝で、”ネズミモチ”は灌木で”トウネズミモチ”は樹木のようだ。
名(トウネズミモチ:唐鼠黐)の由来は、文字通り中国から来た”ネズミモチ”から。
トウネズミモチ(唐鼠黐)
モクセイ科イボタノキ属
常緑高木(樹高は15m~20m)
中国中南部原産、明治初期に渡来
開花時期は6月~7月
枝先に沢山の白い花を付ける、花は径数mmで長さ3~4mm
実は径1cm位のほぼ球形で、10月~12月に紫黒色に熟し、実の表面に白い粉を帯びる
学士院会員は、学術上の功績が顕著な科学者から選ばれる特別職の国家公務員。会員数は人文科学60人、自然科学74人の計134人となった。
新会員の主な業績(敬称略)
揖斐高(いび・たかし):成蹊大名誉教授。71歳。漢詩人柏木如亭や頼山陽らの研究を通じ、近世日本文学の研究を深めた。
渡辺浩(わたなべ・ひろし):東京大名誉教授。71歳。江戸・明治時代の日本の政治思想史研究で、朱子学・儒学の独自の展開を社会的文脈に着目して明らかにするなどした。
瀬川信久(せがわ・のぶひさ):早稲田大教授。69歳。民法の解釈論・立法論が依拠すべき基礎の構築に貢献した。
安元健(やすもと・たけし):日本食品分析センター学術顧問。82歳。魚介類の食中毒に関する研究で常に世界をリードしている。
宮園浩平(みやぞの・こうへい):東京大教授。61歳。がん進展に関与するタンパク質の受容体などの研究で世界をリードした。
◆日本学士院(にっぽんがくしいん)
日本学士院は、文部科学省の特別の機関である。会員は、学術上の功績が顕著な科学者から選ばれる特別職の国家公務員。
法第1条でその目的を、「学術上功績顕著な科学者を優遇するための機関とし、学術の発達に寄与するため必要な事業を行う」と定めている。
毎月定例の研究会を開催し、そこで研究発表が行われ、また研究成果は「日本学士院紀要」として公刊される。また、恩賜賞や日本学士院賞、エジンバラ公賞、日本学士院学術奨励賞の授賞も行っている。
学士院会員は終身で、定員は150名である。死亡により欠員が生じた分科ごとに各部分科会員の投票により毎年12月に新会員が選定される(常に全欠員が補充されるわけではない)。
1879年(明治12年)に東京学士会院として発足。その後、帝国学士院に改組され、太平洋戦争後に日本学士院となる。
今日の天気は曇~晴れ、一時雨(強く、土砂降り状)。
散歩道に、まるまるとした実を沢山付けた”トウネズミモチ”を目にする。実は多くの樹ではもう鳥に実を食べられているが、沢山残っている樹がある。今年は実が豊作なのかな。
”ネズミモチ”と”トウネズミモチ”は葉・花・実とも良く似ており、判別はチョット難しい。簡単な判別は葉の葉脈で、葉を裏から日に透かして見ると、ネズミモチの側脈は見えないか不明瞭でトウネズミモチは明瞭に見える。遠くからは樹枝で、”ネズミモチ”は灌木で”トウネズミモチ”は樹木のようだ。
名(トウネズミモチ:唐鼠黐)の由来は、文字通り中国から来た”ネズミモチ”から。
トウネズミモチ(唐鼠黐)
モクセイ科イボタノキ属
常緑高木(樹高は15m~20m)
中国中南部原産、明治初期に渡来
開花時期は6月~7月
枝先に沢山の白い花を付ける、花は径数mmで長さ3~4mm
実は径1cm位のほぼ球形で、10月~12月に紫黒色に熟し、実の表面に白い粉を帯びる