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住宅の耐震化率

2012-03-09 | 日記・エッセイ・コラム

 今日は雲り。先日・先先日の最高気温が10℃以上から一転して今日は数℃の最高気温と寒さが戻った感じだ。
 時々通る道に土蔵造風のお店がある。とてもシックな家屋であり、先の地震(3.11や4.7)でどうだったろうかと気になっていた。お家の方とお話する機会があり、地震の時のお話を伺った。お話では、「地震前に耐震補強工事が済んでいた、地震では建物に大きな被害はなかった」との事。
 古い家屋では地震被害を大きく受ける。・・耐震補強は必要と思う。

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 土蔵造風のお店
 お米・味噌・醤油を扱っている

 工事にあたっては外観をそのまま残す様にし、一部にホワイトボードを使い漆喰も残した、との事


 建物の耐震化率を調べてみた。基準は1981年の「新耐震設計基準」である。データーは地震(2011.3.11)前であるからその後は増加していると思う。
 ★建物の耐震化率
 全国の住宅      79%  (H20年住宅・土地統計調査から国土交通省推計)
 小中学校(公立)   73.3% (H22.4.1現在、文部科学省調べ)
 病院            56.2% (H21調査、厚生労働省調べ)
 拠点となる公共施設等 70.9% (H22.3.31現在、消防庁調べ)


禁煙後5年は糖尿病に要注意

2012-03-06 | 健康・病気

 今日の朝は雨。昼近くから止み雲り。気温は最高気温12℃と昨日より+7℃と暖かい。雪も大分融けた。
 今月(3月)は私が狭心症を発症してから丸5年目である。この月から体重を70kgから65~66kgに減量し、禁煙した。と言うより入院により減量・禁煙させられた、が正しい。現在もこれが続いており、3年前からの1万歩/日目標でのウォーキングも継続中である。
 禁煙は特に辛くはなかった。でも何か一作業を終わった時、手がポケットのタバコを無意識に捜している自分がある。長年の習慣はナカナカ抜けきれない。5年たっても時々衝動的に吸いたい自分がいる。・・この自分が辛い。
 報告によると、喫煙しているとメタボリックシンドロームになり易く、発症は喫煙本数に比例するとの事。1日31本以上の喫煙者は非喫煙者より1.6倍高いと言う。喫煙は、ホルモンの影響により内臓脂肪の蓄積を引き起し、この脂肪組織から分泌されるサイトカイン等に影響を与えて糖代謝や脂質代謝異常を引き起こすとの事だ。喫煙とメタボリックシンドロームが重なると、動脈硬化が進行して虚血性心疾患や脳梗塞の発症リスクが増大する。非喫煙者より2.5~3.0倍となると言う。
 以上のリスクは禁煙によって減少したと思っていた。しかし、禁煙後のリスクについての報告では、止めてもスグに減少しないとの事だ。でも私は丸5年経ったからリスクは減少したと思う。
 ★禁煙後の5年間は糖尿病に要注意(2012.2.29発表)
 (国立がん研究センターなどの研究班、全国5万9千人(1990~2003年)追跡調査で判明)
 禁煙後5年間は非喫煙者より糖尿病の発症リスクが体重の増減に係わらず高まっているとの研究結果だ。
 喫煙者が糖尿病になる危険性は、非喫煙者より男性は1.3倍、女性は3.0倍に高まる事は知られている・・女性が大きい。
 研究は、男女約5万9800人(40~69歳)について、禁煙を始めた人の糖尿病リスクを5年間調査したものだ。その結果、このリスクは体重の増減に係わらず、非喫煙者より女性が2.8倍、男性が1.4倍と高くなっていた(1日25本以上のヘビースモカー男性は2.2倍)。禁煙の経過年数ごとの糖尿病リスクでは、5年未満は非喫煙者の1.4倍だったが、5年以上では非喫煙者と変わらない。
 この結果より、「体重の増加がなくても、禁煙後5年間は体調管理が大切」との事。


今日は啓蟄だけど雪

2012-03-05 | 日記・エッセイ・コラム

 今日(3月5日)は啓蟄(けいちつ)だ。昨夜からの雪が朝に10cm超えて積もっており、朝もまだ降っていた。予報では午後から雨で、予報通り昼近くから雪から雨となった。この雨で雪も融けだした。明日の予報は最高気温14℃とあるからもっと融ける。多雪地域では雪崩の発生が怖い時期だ。。
 啓蟄とは二十四節気の一つで、「大地が暖まり冬眠をしていた虫が穴から出てくるころ」とされる日である。けれどここ暫くは寒い日が続きとても「柳の若芽が芽吹き、ふきのとうの花が咲くころ」とはなっていない。春の足音を聞きたい・・春よ来い、早く来い・・待ち遠しい。

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 今朝の道路

 積雪は17cm


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 雪を被ったナンテン

 白い雪に赤い実と緑の葉が映える


花粉アレルギーを抑える抗体の多量精製に成功

2012-03-03 | 日記・エッセイ・コラム

 朝起きたら昨日からの雪が積もっていた。今日の朝は雲り、直に雲が多いが晴れ。昼ごろまでには路面が出て、歩道の雪も融けだした。でも畑の雪は融けずに残っている。

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   雪を被った木々。ロウバイ(写真左)とウメ(写真右)。

 3月に入ったらTVの天気予報に花粉の飛散予報が加えられている。本格的に花粉が飛散する季節となった。東京では来週から本格的になるとの予報だ。まだ寒い東北・宮城でも少し遅れて始まる。花粉症の主原因となる杉花粉は概ね2月中旬から3月・4月上旬まで飛散する。花粉症の方にとってはつらい季節だ。

 花粉症の方にとって朗報が先月末(2月28日)にあった。京都府立大の塚本康浩教授(動物衛生学)のグループが発表した研究だ。
 ★ダチョウの卵から花粉アレルギーを抑える抗体を多量精製することに成功
 塚本教授のグループが飼育する雌ダチョウに花粉症となった個体があり、この個体の卵からスギやヒノキの花粉アレルギーを抑える抗体の精製に成功した。卵1個(卵黄400~500グラム、鶏卵の25~30個分)から約4グラムの抗体を取り出せる。花粉を不活性化するマスクなら数万枚分に相当する量と言う。人への皮膚試験(パッチテスト)で抑止効果を確認したとの事。アレルゲン(花粉)に対し、人間の抗体が反応する前にこの抗体が働くためと考えられている。今月にも抗体を使ったスプレーやマスク、エアコンフィルターなどが商品化されるとの事だ。
 塚本教授はダチョウの卵を活用して花粉アレルギー抗体だけでなく、インフルエンザウイルスを不活化する抗体を低コストで大量に生産できる新しい技術を開発している。この方法を応用した鳥インフルエンザ抗体マスクの商品化も進んでいると言う。


雛祭り

2012-03-02 | 日記・エッセイ・コラム

 今日は昨日から一転して雲り。気温も上がらず、午後から雪~霙となり寒い1日だ。春はまだまだ。
 明日(3月3日)は桃の節句、雛祭り。
 ”節”とは古代(唐)中国の暦からの季節の節目である。この中で奇数(陽)の重なる月日が(陰)となるとし、5節句を邪気を祓う行事とした。1月1日(元旦)は別格として、1月7日としている。11月11日もこの”節句”とはなるが「五行思想:万物は木・火・土・金・水の5種類の元素からなる」との対応から暦にはないとの事。
 ★日本の五節句
  旧暦
 1月7日 人日(じんじつ)の節句        七草の節句
 3月3日 上巳(じょうし、じょうみ)の節句   桃の節句、雛祭り (女子の節句)
 5月5日 端午(たんご)の節句         菖蒲の節句    (男子の節句)
 7月7日 七夕(しちせき、たなばた)の節句  七夕祭り
 9月9日 重陽(ちょうよう)の節句        菊の節句
 節句は奈良時代に伝来し、行事は平安時代からあった。数ある節句から江戸幕府が五節句に整理し祝日として制定した。明治初めに廃止されたが日本の季節行事として現代も残っている伝統文化だ。
 節句の月日は旧暦である。新暦(現在の暦、平成24年)の3月3日は旧暦の2月11日であるから「桃の花が咲く」にはチョット早い。

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 病院の待合室に飾られていた


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 我が家の雛祭り

 桃の花はない


畑にはまだ雪が

2012-03-01 | 園芸

 今日は晴れ。何時もより暖かい、最高気温10℃と前日より+9℃だ。3月中旬の気温とか。風もなく穏やかだった。
 ”3月だ”との声を聞くとまだ寒くても春が来た、直に来るとの感がある。
 畑に行って見た。まだ雪が残っている。でも来週は雨の予報だからその頃には消えるだろう。

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 雪が残っている


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 雪の間から覗いているエンドウマメ

 元気に越冬した
 春にはグングン伸びる


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 梅の蕾

 まだ小さく固い
 でも段々大きくなって来た

 梅で有名な水戸の偕楽園では1カ月程開花が遅れているとか。今年の冬は寒冬かな。