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坂口氏ら3人にクラフォード賞、免疫の研究評価

2017-01-13 | 学問
 スウェーデンの王立科学アカデミーは、2017年クラフォード賞の受賞者に、大阪大の坂口志文特任教授・米研究機関に所属するフレッド・ラムスデル(Fred Ramsdell)氏とアレクサンダー・ルデンスキー(Alexander Rudensky)氏を選んだと発表した(1月12日)。
 坂口氏らは、免疫反応を制御する「制御性T細胞」や関連する重要遺伝子を発見した。アレルギーなど過剰な自己免疫が引き起こす疾患や、がん免疫療法などの研究で数々の成果を挙げている。
 授賞式は5月18日にストックホルムで行われ、賞金600万スウェーデンクローナ(約7600万円)が受賞者に贈られる。
 ◆クラフォード賞(The Crafoord Prize)
 スウェーデン人のホルガー・クラフォード(Holger Crafoord)氏とアンナ=グレタ・クラフォード(Anna-Greta Crafoord)氏夫妻によって、1980年にクラフォード財団が設立され、1982年から表彰が行われている。
 クラフォード氏は実業家で、人工透析の機器を開発・商品化した。
 主な表彰分野は、天文学・数学・地球科学・生物学(特に生態学)で、ノーベル賞が扱わない分野を補完するよう選ばれている。受賞者を選考する委員会は、ノーベル賞と同様に「スウェーデン王立科学アカデミー」が持っている。2000年以降、4年に1度程度は関節炎に関する研究者が表彰される。
 因みに、日本人の受賞は4人目。

 朝おきたら昨日と同じく薄く雪化粧。朝日が綺麗だ。天気は曇り、昼頃から日が射し路面などの雪が融ける。

 午前は雪・雪なので、散歩道での緑は少ない。お寺の参道で、”トウジュロ”だけが雪を被らず。
 ”トウジュロ”も”ワジュロ”も同種とする説もあるようにほとんど同じに見える。違いは、トウジュロは葉面が小さくて組織が固く葉の軸も短い、ワジュロは葉の先端が下垂するがトウジュロは下垂しない(団扇の様)事で区別する・・との事。
 トウジュロ(唐棕櫚)
 ヤシ科シュロ属
 常緑耐寒性高木、雌雄異株
 原産地は中国、元禄初期(17世紀)に渡来した帰化植物
 開花時期は4月~6月


喫煙の経済損失1兆ドル(116兆円)、WHO報告

2017-01-12 | 社会・経済
 世界保健機関(WHO:World Health Organization)は、たばこが世界経済に与える影響に関する報告書を発表(1月10日)。健康被害への医療費などで年間1兆ドル(116兆円)以上の損失を与えていると指摘した。特に喫煙人口が増加傾向にある途上国での被害が深刻だとし、たばこへの課税強化などの対策を求めた。事態を放置した場合には、喫煙を原因とする死者が現在の年間600万人から2030年には800万人に増加する可能性があるとした。
 WHOの2015年の資料によると、世界の喫煙人口(15歳以上)は約11億1300万人。全体の8割を中・低所得国が占め、先進国で喫煙防止対策が効果を上げ喫煙人口が減少する一方、全体では途上国の人口増もあって減少していないとした。
 国別では、
 1位:中国 約4億400万人
 2位:インド 約1億500万人
 3位:インドネシア 約6800万人
 7位:日本 約2500万人
 たばこの課税強化策などでたばこ産業の雇用などに悪影響が出るとの見方については「健康被害に伴う損失の方が多大だ」と反論。全ての国がたばこ1箱に約0.8ドルを増税した場合、世界全体で1400億ドルの増税効果が見込め、成人の喫煙者も最大で6600万人減るとの試算を示した。

 朝は昨日と同じく一面雪に覆われている。小雪もチラチラと舞い、寒い。今週一杯は雪模様の寒い日の様だ。
 花も葉も、草も木も、雪を被っている。今日の散歩写真は、羽山神社(五穀豊穣の神社)雪景色。

2016年の訪日外国人旅行者、最高の2403万人

2017-01-11 | 旅行
 国土交通省の発表によると、2016年に日本を訪れた外国人旅行者は推計で2403万9000人となり、これまでの最高となった(1月10日、閣議後記者会見で)。2015年(平成27年)の1973万7409人より430万人余り(21.8%)増えた。
 主な要因は、アジア各国との間で航空路線やクルーズ船が増えたこと、中国やベトナムからの旅行者向けのビザの発給要件が緩和されたこと、外国人旅行者に対する免税制度が拡充されたことである。
 ◆訪日外国人数の目標
 年   従来目標  新目標    消費額
 2015年 1973万人(前年の47%増) 3兆4771億
 2020年 2000万人  4000万人   8兆円
 2030年 3000万人  6000万人   15兆円

 朝おきたら薄く雪に覆われた銀世界。天気は晴れ、路面の雪も直ぐに融けだした。
 道横の街路樹。”ネズミモチ”の実がビッシリと沢山付いている。まだ鳥達に食べられていない。
 名(鼠黐:ネズミモチ)の由来は、熟した実がネズミの糞に似ており、葉がモチノキ(モチノキ科モチノキ属)に似ているから。熟した実の様子から別名に、ネズミノフン(鼠の糞)、タマツバキ(珠椿)とかがある。
 トウネズミモチ(唐鼠黐)とネズミモチ(鼠黐)は良く似た実を付けるが、トウネズミモチは開花時期が7月頃とネズミモチより1月程遅い。
        ネズミモチ    トウネズミモチ
   開花時期   6月頃      7月頃
   花の形   区別付きにくいほどに同じ
   果実の形   楕円形      ほぼ球状
   果実表面   光沢がない    光沢ある
 ネズミモチ(鼠黐)
 別名:珠椿(たまつばき)
 モクセイ科イボタノキ属
 常緑小高木
 開花時期は5月~6月、花は径数mm、花弁4枚で白色
 果実は1cm弱の楕円形で、10月~12月頃に紫黒色となる


親のストレス耐性や生き残り能力は遺伝するのか

2017-01-10 | ニュース
 京都大の西田栄介教授(細胞生物学)らのチームは、「親が苦難を乗り越えて獲得したストレスへの耐性や生き残る力は、子や孫にも引き継がれることを、線虫を使った実験で確認」と発表した(1月9日付の英科学誌電子版)。
 チームは3つのストレスをそれぞれ数百匹の線虫に数日間加えた。その後、ストレスを加えなかった線虫のグループと共に、害のある溶液に浸し、何日生きるかなどを比較した。ストレスを与えた線虫は、寿命とストレス耐性が約20%増加。その子や孫を調べると、ストレスを与えずに育てたのに、寿命と耐性が約10~20%増えていた。
 環境への適応力を子孫に継承する種の生存戦略の可能性があると言う。チームは「人でも同じようなことが起きているとすれば、訓練や勉強によって得た能力が子に受け継がれているかもしれない」としている。

 今日の天気は晴れ。気温は冬の平年並みで最高気温は数℃。
 所用があり、郊外に出かけた。畑が広がっており、緑で覆われた所がある。近くに寄って見たら、”ブロッコリー”畑だ。まだ収穫されない小さな”ブロッコリー”がある。
 ”ブロッコリー”の別名(和名)は、メハナヤサイ(芽花野菜、芽花椰菜)、ミドリハナヤサイ(緑花野菜、緑花椰菜)と呼ばれ、蕾の状態の花序や茎を食用とする。花を食用とするキャベツの一種がイタリアで品種改良されたとされる。
 ブロッコリー(英語:Broccoli)
 別名:メハナヤサイ(芽花野菜、芽花椰菜)、ミドリハナヤサイ(緑花野菜、緑花椰菜)
 アブラナ科アブラナ属
 原産地は地中海沿岸
 日本に渡来したのは明治時代、急速に普及したのは1980年代から
 旬の季節は10月~3月頃


悪性脳腫瘍を核酸で治療、マウスで効果確認

2017-01-09 | 生物
 脳腫瘍の中でも悪性度が高い膠芽腫の新しい治療法を名古屋市立大などの研究チームが開発した(12月24日、英科学誌電子版に発表)。
 チームは、リボ核酸のひとつ「TUG1」がないと、がんの元になるがん幹細胞が死ぬことを突き止めた。これより、「TUG1」と結合して働かなくする核酸を合成し、患部にだけ届くよう大きさを調整した薬剤を開発。これを膠芽腫のマウスに週2回、計10回注射すると、腫瘍が約180分の1に縮小した。明らかな副作用は見られなかった。
 名古屋市立大の近藤豊教授(分子腫瘍学)は、「膠芽腫が治ったと考えられる」としている。「今回開発した治療薬の安全性を確かめ、人間での実用化を目指したい」と言う。
 ◆脳腫瘍
 脳腫瘍は、悪性度によりグレードI~IVに分類されている。その中でもグレードIVの多形膠芽腫(GBM:Glioblastoma multiforme)は、ガンの中でも最悪中の最悪といわれる。膠芽腫は年間3000~5000人が発症する。
 旧来の治療法では、発見後の平均余命は1年2か月程で患者の90%以上が5年以内に死亡している。GBMの予後が非常に悪い理由のとして、浸潤性(腫瘍細胞が脳に染み込むように広がること)が高く、進行もとても早く(週単位で大きくなる)、手術による完全摘出が困難であることなどである。

 朝から小雨。昼頃より曇り空。寒い、最低気温数℃。明日からはもっと寒くなる・・。
 寒さに負けずに”フユサンゴ”が緑の葉と橙色の実を付けている。この実は、春の緑から黄~オレンジ~赤色と変化し、春まで楽しめる。冬の実は赤橙色でとても綺麗で、沢山付いている。まだ鳥に食べられていない。
 名(フユサンゴ:冬珊瑚)の由来は、冬の鮮やかな赤い色の実を珊瑚に見立た。果実は有毒とされ、食用に適さない。
 フユサンゴ(冬珊瑚)
 別名:玉珊瑚(たまさんご)、竜の玉(りゅうのたま)、玉柳(たまやなぎ)、ソラナム(Solanum)
 英名:Christmas cherry
 ナス科ナス属
 南アメリカ原産、明治の中頃に渡来
 半耐寒性常緑低木
 開花時期は5月~8月
 花冠は鐘状で先が5裂し白い星形、花径は1.5cm程
 果実は球形の液果で径1.0~1.5cm位、最初緑色で黄色・橙色となる
 実の鑑賞期は10月~12月


2016年の交通事故死は3904人、67年ぶりに4000人を下回る

2017-01-07 | 生活
 警察庁のまとめで分かった(1月4日)。
 2016年の全国の交通事故死者が3904人(前年比213人減)となり、1949年以来67年ぶりに4000人を下回った。年間死者数は「交通戦争」と呼ばれた1970年に戦後最悪の1万6765人を記録した。死者の減少は、歩行者や自転車運転中の事故死の減少などが要因とみられる。政府は20年までに年間2500人以下を目指しており、死者数の半分を占める高齢者への対策や自動運転技術の開発などを推し進める。
 2016年の11月末までのデータでは、車やバイクに乗車中に亡くなった人が、前年同期と比べて微増となったものの、死者数の3割強を占める「歩行中」が同11.8%減、「自転車乗用中」も同14%減と大きく減っていた。一方、2016年全体の死者数の54.8%を65歳以上が占め、統計が残る以降で最も高かった。1995年は約3割、2005年は約4割だったが2010年に5割を超え、高齢者の人口増に伴い高止まりしている。
 死亡事故以外も含めた交通事故の発生件数はの49万9232件(前年比7.1%減)。負傷者数は61万7931人(前年比7.3%減)で、いずれも12年連続で減少した。
 ◆2016年の都道府県別の交通事故死者数(警察庁まとめ)
 1、愛知 201人(前年比1人減)
 2、千葉 185人(5人増)
 3、大阪 161人(35人減)
 4、東京 159人(2人減)
 5、北海道 158人(19人減)
 ・
 43、山梨 35人(2人増)
   佐賀 35人(13人減)
 45、山形 28人(29人減)
   島根 28人(1人増)
 47、鳥取 17人(21人減)

 晴れ。風がある。気温は低く、冬の気温。
 今日は正月7日、五節句のひとつで、人日(じんじつ)・七草の節句。朝に無病息災を祈って、春の七草(セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ)を入れて炊いた粥(七草粥)を食べる。この行事は、平安時代から始まり、室町時代の汁物を原形とし、江戸時代より一般に定着した。
 お店でセットとなった「春の七草」(JA阿蘇 小国郷)を購入し、我が家で利用。
 ◆春の七草
 セリ(芹):芹 (せり)、セリ科
 ナズナ(薺):薺(なずな)、別名:ぺんぺん草、アブラナ科
 ゴギョウ(御形):母子草(ははこぐさ)、キク科
 ハコベラ(繁縷):はこべ、ナデシコ科
 ホトケノザ(仏座):田平子(たびらこ)、キク科
           シソ科のホトケノザではない
 スズナ(菘):蕪(かぶ)、アブラナ科
 スズシロ(須々代):大根(だいこん)、アブラナ科


2016年の新車販売、5年ぶりに500万台割れ

2017-01-06 | 社会・経済
 日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会の発表(1月5日)。
 2016年の国内で売れた新車の台数は497万260台で、2011年(東日本大震災があった)以来5年ぶりに500万台を下回った。前年比1.5%減で2年連続での実績割れ。
 排気量が660cc超の登録車は前年(2015年)実績を上回ったが、軽自動車の落込みが大きかった。軽自動車の新車販売の割合は34.7%で、過去10年で最低の水準。
 ◆2016年の新車販売
  ブランド 1月~12月  前年比(%)
 1 トヨタ  1,528,173  5.5
 2 ホンダ  707,044   -2.7
 3 スズキ  622,866   -2.1
 4 ダイハツ 586,974   -3.8
 5 日産   534,415   -9.3
 6 その他  295,559   3.5
 7 マツダ  201,404  -17.9
 8 スバル  155,778   -4.0
 9 三菱自  85,720   -16.0
 10 いすず  81,128   8.6

 今日の天気は曇り~晴れ。気温は低く、最高気温数℃。最低気温は零下、でも畑には霜柱が見えなかった。
 駅構内には貨物専用のホームがある。塀で普通列車のホームと区分けされ、立ち入れない。専用のホームに緑緑した雑草が見える。凍る日もあるのに、元気な植物だ。写真を撮って、後で調べたら”ノジスミレ”のようだ。
 スミレは世界中に約16属800種が生育し、日本でも多くの野生種が自生している。主なものだけでも30種以上で、亜種などを含めるとさらに多くなる、と言う。接近して葉・花などを良く観察しないと分からないが、葉が長さ3~6cmの細長いへら形~長披針形で葉のふちが波打って見える事から”ノジスミレ”とした。・・分かる方に、教えて下さい。
 ノジスミレ(野路菫)
 スミレ科スミレ属
 開花時期は3月~5月
 花はスミレよりもやや青みの強い濃紫色、径1.5cm程


築地のマグロ初競り、大間産クロマグロが1匹7420万円

2017-01-05 | ニュース
 築地市場で新春恒例のマグロ初セリで、青森県大間町産の生クロマグロが1匹7420万円(1Kg35万円)の最高値で落札された(1月5日早朝)。2016年の5.3倍で、2013年につけた1匹1億5540万円の史上最高値以来の高値。
 ◆築地マグロ初競りの最高値
  2017.1.5 青森県大間産  7,420万円(212kg)
  2016.1.5 青森県大間産  1,400万円(200kg)
  2015.1.5 青森県大間産   451万円(180kg)
  2014.1.5 青森県大間産   736万円(230kg)
  2013.1.5 青森県大間産  15,540万円(222kg)
  2012.1.5 青森県大間産  5,649万円(269kg)
  2011.1.5 北海道戸井産  3,249万円(342kg)

 午前は曇り、時々小雪が舞う。午後に晴れて、日が射す・・少し暖かくなる。
 近所の”ロウバイ”に花が咲き出した。春の到来を告げる花で、1月~2月頃に咲く。でも昨年の12月に咲いており、いつもより早い開花かな。
 ”ロウバイ”は中央部が暗紫色で、花弁は黄色。”ソシンロウバイ(素心蝋梅)”は、蝋細工の様な艶のある黄色で、中央部の色も黄色。花弁も花中心も同じ(黄色と同色)なので、ソシンロウバイと付いている。
 名(ロウバイ:蝋梅)の由来は、「蝋細工の様な梅に似た花」説、「花色が蜜蝋(みつろう)に似ている」説、「臘月(ろうげつ、旧暦の12月)に、梅に似た香りの花」説がある。
 ロウバイ(蝋梅)
 別名:唐蝋梅(とうろうばい)、唐梅(とうばい、からうめ)
 ロウバイ科ロウバイ属
 落葉低木(丈は2m~4m)
 中国原産、17世紀頃に渡来
 開花時期は1月~3月
 花径は2cm程、花色は花弁も花中心も黄色


遺伝子組み換え(GM)食品の表示義務の対象を拡大

2017-01-04 | ニュース
 消費者庁は、遺伝子組み換え(GM)食品の表示義務の対象を拡大する検討に入った(1月2日)。現在はGMの大豆やトウモロコシなど8作物を使った納豆や豆腐、スナック菓子など33の加工食品が対象。GM作物や加工食品の輸入が増える中、消費者がより安心して食品を選べるようにするのが狙い。
 2017年度に食品業界や消費者団体などを交えた有識者検討会を設け、議論を始める。欧州連合(EU)ではGM作物を使った加工食品全てを対象に表示を原則義務付けており、同様の厳しい基準を導入できるかどうかが議論の焦点。
 因みに、米議会上院は2017年7月7日、食品メーカーに対し遺伝子組み換え作物(GMO)使用の表示を義務付ける法案を初めて可決した。今後、下院に送付され可決される見通し。
 ◆遺伝子組み換え(GM)
 遺伝子操作を、英語でGenetic Modification(GM)。
 遺伝子操作を「遺伝子組み換え」と称し、他生物の遺伝子を人為的・強制的に組み込む。他生物の遺伝子を人為的に組み込まず、特定遺伝子を抑制する遺伝子操作も含まれる。

 朝から雨。昼頃から曇り・晴れ。風はない、雪もない。雨とは、変に暖かい冬なのかな。
 塀から飛び出す、”シロヤマブキ”の黒い実を見つけた。”シロヤマブキ”は白花の”ヤマブキ”ではない。”シロヤマブキ”はバラ科シロヤマブキ属であり、”ヤマブキ”はバラ科ヤマブキ属であり、属が異なる。”ヤマブキ(山吹)”はヤマブキ属の一属一種の落葉低木で、花色は黄色(山吹色)で5弁花。”シロヤマブキ”は4弁花。
 ”シロヤマブキ(白山吹)”の名は、花の様子が”ヤマブキ(山吹)”似の白花から付けられた。因みに、実がなるのは”ヤマブキ”も”シロヤマブキ”も花が一重(ひとえ)だけ。
 シロヤマブキ(白山吹)
 バラ科シロヤマブキ属
 落葉低木
 開花時期は4月~5月
 花は花弁4枚(径3cm~5cm)で白色
 果実は痩果で、1花に光沢がある黒色の実が4個付く
 4個の実は熟すと黒色となる


年越しのお札、初めて100兆円超え

2017-01-03 | 社会・経済
 日銀は、家計・企業・金融機関の金庫などで年を越すお札(日銀券)が102兆4612億円になったと発表した(12月30日)。年越しのお札が100兆円を超えるのは初めてで、7年連続での過去最高。
 前年(2015年)末の98兆4299億円から4.1%増えたものである。全てのお札を赤道上(1周が4万Km)に並べると、地球を61周超できる計算になる、と言う。
 増加の理由は、日銀がマイナス金利の導入に踏み切ったことで、大手銀行の普通預金金利は年0.001%まで低下。銀行などに預けず手元に現金で置いておく人が増えたとみられる。

 今日の天気は曇り。風がほとんどなく、雪も降らない。
 梅田川沿いの道の”マサキ”に赤い実が付いている。この果実は秋に熟し、やがて裂開して橙赤色の仮種皮におおわれた種子が見える。これがとても可愛い。
 花は6・7月頃咲くが小さくて淡緑白色なので目立たない。”マサキ”は花・実を楽しむものではなく、葉を楽しむ樹木である・・実も可愛いけど。刈込みに強く、密生し、大気汚染や潮風にも比較的強いので生垣・庭木などに使われる。名(マサキ)の由来は、常緑樹なので”マサオキ(真青木)→マセキ”からと言う。
 マサキ(柾、正木)
 ニシキギ科ニシキギ属
 雌雄異株、雌株に実が成る
 原産地は日本・朝鮮・中国
 耐寒性の常緑低木
 開花時期は6月~7月
 花は径7mm程の4弁花、花色は淡緑白色
 果実は朔果(さくか、乾性の子房の発達した果実、熟すと割れて種を撒く)で、径5~8mm程の球形
 熟すると果実は3~4つに割れ、赤橙色の仮種皮に包まれた種子が見える


2017年仙台初売り

2017-01-02 | まち歩き
 今日の天候は曇り。風がほとんどなく、積雪もない。冬にしては少し暖かいかな。
 今日は正月の2日。仙台の初売りだ。との事で、荷物運搬係として、仙台駅付近のお店に出かけた(荷物が重くて・・草臥れた)。メインは、「茅乃舎だし」の福袋。
 仙台初売りは仙台藩時代からの伝統行事で、豪華景品などが付くことで有名だ。豪華景品(概ね、販売価格の1割以上)付きは、「不当景品類及び不当表示防止法」に抵触するので、販売できないが、公正取引委員会より”仙台初売り”だけは「伝統行事」と看做し、特例で「初売り開始日から、3日間以内」で認めている。


謹賀新年

2017-01-01 | ブログ
 謹賀新年
  皆様のご健康とご多幸をお祈りします

平成29年(西暦2017年)の初詣は青麻神社にお参り。


 写真上:初日の出 写真下:青麻神社には、沢山の参拝の方がいた。
 ◆青麻神社(あおそじんじゃ)
 所在地:仙台市宮城野区岩切字青麻沢
 主祭神:天照大御神・月読神・天之御中主神
 始り:社伝によれば、仁寿2年(852年)に穂積保昌が、一族が尊崇していた日月星の三光の神を祀ったのが始まり。穂積保昌が土地の人々に麻の栽培を伝え、「青麻」の地名・社名とる。

 晴れ。気温は低いが雪は降っていない、珍しく神社の積雪もない。
 神社の近くに”タラヨウ(多羅葉)”の木があり、小さな球形の赤い実がビッシリと塊になったのが沢山ついている。比較的高木なので、木の先端を見るには仰ぎ見る形となる。
 タラヨウは、”エカキバ”とか”ハガキの木”と呼ばれる。葉は20cm位の長楕円形で肉厚・光沢がある。この葉の裏面を傷つけると黒くなって字が書けるからだ。でも、ハガキ(葉書)の語源ではない・・ハガキは端書が本来で、葉書は借字なのだ。葉書の連想から、郵便局ではタラヨウを”郵便の木”に指定しており、葉は葉書(特殊郵便扱い)として扱ってくれる。
 名(タラヨウ:多羅葉)の由来は、葉に文字を書けるのでインドで経文を書く紙の原料であるヤシ科のタラジュ(多羅樹)の様だから、との事。
 タラヨウ(多羅葉)
 別名:ハガキの木
 モチノキ科モチノキ属
 常緑高木、樹高20m
 雌雄異株
 原産地は日本、中国
 花期は4月~5月
 花は淡黄緑色の4mm程の小さな花で、纏まって咲く
 秋には8mmほどの小さな球形の赤い実が纏まる