静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

初出航いろいろ

2019年08月05日 09時00分00秒 | 卒業生の活躍

47期生以降の卒業生が初出航する時の写真です。
焼津から出る遠洋船ばかりですいません。
焼津には近海サバ船もありますが、出た翌日には帰ってくるので出航式がないんです。
それでも初出航は見送りたんですが、知らない間に出航していたり・・・


遠洋船はしばらく帰ることができません。
そして、知らない人ばかりの環境で初めての生活が始まります。
みんな笑顔ですが、心配もたくさん抱えています。
でもワクワクの方が勝(まさ)っての笑顔でしょうか?

我々職員は、無事に帰港して土産話(みやげばなし)を聞くことが一番の楽しみです。

学園の見学、お待ちしてます。
詳しくはホームページをご覧ください。
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
ホームページ www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940
8/17、18はオープンキャンパスもありますよ!
そして、8月の見学会に24,25日を追加しました。
忘れずに申し込みをお願いします。
オープンキャンパスには焼津駅からの送迎バスもありますよ!
詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.ryoushi.jp/regional/22/post_192.html
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940/r1-opencampus.html

 園長のつぶやき
先日、水産業局の中平局長から
「漁学の8割は人間教育だ」
とのお話しがありました。

これは言い換えると
「漁師になるのに最も大切なのは漁船生活への適応」
となるかも知れません。

学園で学ぶ実習、航海や機関の授業、寮生活。
めざすのは大型漁船の幹部ですが、漁師の一員として周りに認められなければ始まりません。
時間を守る行動、周りへの気づかい、率先して行動すること、安全意識など。
これらは人間教育とも言える内容です。

卒業生は、みんな笑顔で初出航を迎えます。
でも内心はドキドキです。
未知の生活が待っています。
そこに適応できる人間力を養うのが学園の一年です。

コメント
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