二学期も外部講師の授業があります。
第一弾は「漁船の海難傾向と事故防止対策について」。
講師は清水海上保安部の方です。
事故の事例を、たくさんの写真で分かりやすく説明していただきました。
また事故になった原因や対策をグループワークで考えました。
そして重要な救命胴衣の着用。
最後は救命胴衣をつけているかどうかで、助かる、助からないが分かれます。
残念ながら漁師の装着率は低いのが現実。
自分の命を守るために、すべての漁師が装着してください。
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
ホームページ www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940
10月のAO入試をお考えの方は、なるべく早く見学をしてください!
詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.ryoushi.jp/regional/22/post_192.html
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940/r1-opencampus.html
園長のつぶやき
「スマホ」・・・もちろんスマートフォンのことです。
携帯電話と言うこともありますが、もはや電話は機能の一部。
持ち歩けるパソコンです。
便利ですね。
私も出張したときに、地図アプリを使わないと目的にたどり着けません。
しかし、学園はスマホの利用を制限しています。
中高生にはスマホ依存になっている人が少なからずいます。
スマホ依存の人にとって、スマホを制限する学園のルールは大問題です。
でも、遠洋漁船に乗れば電波の届かない世界。
スマホが使えないことに慣れてもらわないと・・・
実は、状況が変わってきています。
人工衛星を使った通信が可能になり、船内にWi-Fi(無線通信)が整備される様になってきました。
今はまだ、少ないですがすべての漁船に配備されるのも時間の問題でしょう。
動画のように大きなデータはダメみたいですけどね。
じゃあ、学園のスマホ制限も不要?
・・・とは行かないんですね。
学園生に中学高校での優等生はほとんどいません。
あんまり勉強をしていない。
家で勉強をすべき時間に何をしていたのか?
・・・スマホをいじっていることが多いんですね。
これが学園に来たからと言って、急に変わることはないですよ。
往生際(おうじょうぎわ)が悪い生徒は、スマホを隠し持ち、こそこそ使います。
しかし、寮の中なのでバレます。
こうなる生徒は少数ですが、今やるべきことよりスマホいじりを優先するなら、漁師になってもうまく行きません。
学園はたった一年間しか有りません。
海技士の勉強に加え、覚えること、やるべきことはたくさんあります。
それができないのですから、就職しても苦労することになります。
学園でどれだけ漁師になるためにがんばれるか?
がんばった分だけ良い漁師になる近道となります。