静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

オープンキャンパスその3

2019年08月26日 09時00分00秒 | 学園行事

オープンキャンパスの授業体験をご紹介しています。
最後は実習です。
航海実習棟で、ロープワークの体験です。

今年は巻き結び、本結び、もやい結び、命綱結びなどを行いました。


そして、ロープを加工する「刺し継ぎ」と網の修繕を先生がデモンストレーションしてくれました。
漁師の仕事がちょっと分かってもらえたかな?


さて、いよいよ本日から二学期の始まりです。
午後から授業もスタート。
ブログも明日からは平常運転に戻ります。
生徒の様子をご紹介します。

Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
ホームページ www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940
AO入試をお考えの方は、なるべく早く見学をしてください!
詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.ryoushi.jp/regional/22/post_192.html
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940/r1-opencampus.html

 園長のつぶやき
オープンキャンパスの参加者で
  「ぜひ入学して欲しい!」
と言う人がいます。
一方で、「ちょっとなぁ」と思う人がいるのも事実です。
今回は案内中に勝手に別行動をしたり、先生の話を全然聞いていない人がいました。
もしかしたら、友だちの付き合いで来ただけで、漁師になる気はなかったのかも知れません。
それはそれで仕方ないんですけど、
もし入学しても、学園でやっていける気がしません。

去年のAO入試ではこんな人がいました。
ある漁業会社に就職しようとしたら
「未経験者は学園を卒業するように」
って言われたんですね。
つまり「言われたから来た」なんです。

それでも、しっかり学園で学ぶ気持ちがあるのなら問題ありません。
しかし、彼の場合は事前に見学にも来ていないし、
学園に入学する理由もハッキリしない。
事前に高校の先生から面接の指導があったと思われましたが、
すぐにメッキがはがれます。
学園の集団生活へも適応が心配される状況でした。
・・・10年前はこんな生徒が珍しくなかったかもしれません。
でも、今は違うんですよ!!

学園の受験者は年変動が大きく、定員割れになることも少なくありません。
されど学園も学校ですから、誰も彼も無条件で入学とはなりません。
ルールを守れない、漁師になる意欲が低い、仲間を大切にできない・・・
こんなことが、最初から分かるようだとね。

・・・とは言っても、これはごく一部の人。
ほとんどの見学者や受験生は、まじめに漁師をめざす人たちです。

コメント
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