若い漁師のお嫁さんで、魚を捌(さば)くことができない人が多くなりました。
いや、本当ですよ。
そして学園生でも
「魚の目が怖(こわ)い」
「血を見たくない」
と言うことで、魚に触るのも「おっかなびっくり」と言うこともあります。
魚の消費が減る訳です...
ところで、漁師は魚を食べることが大好きです。
例え、内陸部に旅行に行っても、食べたいモノは刺身です。
刺身があれば、漁師は文句を言いません。
そして、船の上では自分で魚を刺身にします。
と、言う訳で学園では魚を捌く実習があります。
実習用の魚を確保するのが大変なんですが、年に何回かサバやカツオをおろします。
最初は手つきが危ない生徒たちも、遠洋航海実習に行くときには
自分で釣ったカツオを刺身にすることができます。
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
ホームページ www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940
オープンキャンパスは終了しましたが、
8月の見学会は24,25日を追加しました。
AO入試をお考えの方は、なるべく早く見学をしてください!
詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.ryoushi.jp/regional/22/post_192.html
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940/r1-opencampus.html
園長のつぶやき
水産庁の職員で
「生さかながダメ」
って人がときどきいます。
私からすると、
「そんな人が、なぜ水産庁に来たの?」
って思っちゃいます。
私の知るかぎり、県の水産技師でそんな人はいません。
水産技術研究所で勤務すると「食味試験」があります。
魚の食べ比べです。
うらやましいでしょ?
そうでもないんですよ。
味や香りを正確に判断するため、味付けなしです。
刺身ならしょう油なし!
ウナギだったら白焼きで、やはりタレなし!
ハッキリ言って、仕事でなければ食べません。
そこで、一人の職員から
「しょう油は偉大だ・・・」
と声が出るんですよ。
使わないと分かる、調味料のありがたさです。