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静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

海技士臨時試験終了

2018年03月09日 14時27分30秒 | 学園紹介

こんにちは、園長の青木です。
水産高校に行くことができなかった高校生のみなさん。
漁師になるなら、学園に来てください。
漁師をめざす仲間が待っていますよ!
ホームページはこちら。
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940/

海技士試験が終了しました。
残念な結果に終わってしまった人もいたみたいです。
全力を尽くしたのなら仕方ありません。
...でも、どうなんでしょうね?
悔(く)いを残して卒業する人が、毎年いるのが残念です。

48期生も来週の大掃除と卒業式を残すだけになりました。
今日は午後から掃除をして、ちょっと早く学校を終わりました。

学園見学のお申し込み、入学のお問い合わせは電話、Eメールで。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
3月17日と18日は春休み期間中の見学会を行います。
詳しくはホームページでお知らせ中です。
漁師.jp(トップページの「地域からのお知らせ」)でもご紹介しています。

 園長のつぶやき
先日、中央省庁の視察で
「県外生でも、静岡県内の船に就職するんですよね?」
と質問がありました。
これは、そのとおりです。
この質問は良くいただきます。
私が、どう回答するかは、以前もブログに書きました。

「確かに、卒業後は県内船に就職してもらいます。
 でも、静岡県には沿岸から遠洋までいろいろな漁業があります。
 我々は静岡県の漁業を良く知っています。
 だから、生徒の特徴にあった船を紹介できるのです。

 もし、他県から静岡大学に進学したとします。
 4年後の卒業時に、静岡で就職するか、地元に帰るかの判断になりますね。
 仕事に就くために4年の準備期間と考えることもできます。

 学園は1年です。
 そして3年間、静岡の船に乗ると乗船履歴が付いて、海技資格が取れます。
 そうなれば、どこに行っても仕事があります。
 3年漁師をやれば、漁業の世界がわかります。
 その時に、自分にあった道に進むのは決して遅くありません。」

そして、静岡県内で働いてくれれば、就職後もいろいろアドバイスをしやすくなります。
静岡県の漁船に乗ることの方が、メリットが多いと思いますよ。

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中央省庁からお客様

2018年03月08日 13時33分24秒 | 学園紹介

こんにちは、園長の青木です。
漁業学園は世にも珍しい漁師になる専門校。
一年間で大型漁船の幹部になる道が開けますよ!
ホームページはこちら。
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940/

久しぶりのお客様です。
財務省と、水産庁の方が視察にいらっしゃいました。
学園は珍しい学校なので、視察される方が多いんですよ。

いつものように、スライドで学園のことをご紹介。
特に卒業生の定着率が高い説明には
「おお!」
と声が漏れていました。
これは学園の売りですからね。


そして実習棟で袋網製作を見ていただきました。


体験でロープワークもしてもらいました。
生徒が教えましたが、お客さんは手こずってましたよ。
高度な刺し継ぎ技術にも感心されていました。


学園は視察も歓迎です。
漁師の学校を見に来てください。

学園見学のお申し込み、入学のお問い合わせは電話、Eメールで。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
3月17日と18日は春休み期間中の見学会を行います。
詳しくはホームページでお知らせ中です。
漁師.jp(トップページの「地域からのお知らせ」)でもお知らせしています。

 園長のつぶやき
私が県の職員になって、半分以上の期間が県庁勤務でした。
私のような水産技師は出先機関である研究所と県庁を行ききします。

ほとんどの水産技師は研究所と県庁の勤務経験があります。
それなのに、県庁と研究の意見の違い、あつれきは良くあるんですよ。
それくらい、立場の違う人とうまくやっていくのは大変なことなんですね。

今回のように、中央省庁の方が視察に来られるのは、我々にとって本当に良いことだと思います。
視察時間は長くありませんでしたが、少しでも漁師を育てる現場を知ってもらえたのがうれしいです。

ところで、学園は二学期から航海専攻と機関専攻に分かれます。
就職して、大型漁船に乗ると、それぞれ甲板員と機関員になります。
一つの船でも甲板員と機関員のあつれきがあります。
お互いが、「自分の方が大変な仕事をしている」と思うからです。

学園生は航海専攻と機関専攻に分かれても、多くの実習は一緒にやります。
ムダが多いと思われるかもしれませんが、これが大事だと思っています。
両方の仕事を知り、どちらも大事であることを知ることができるからです。
就職しても、忘れないで欲しいです。

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船舶職員養成講習会の閉講式

2018年03月07日 13時32分25秒 | 28乗船実習

こんにちは、園長の青木です。
漁師になりたい人は来てください。
あなたに合う漁業を紹介しますよ!
ホームページはこちら。
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940/

12月から行われていた、船舶職員養成講習会(海技士免許の講習会)の閉講式がありました。
この講習会、学園を会場として、焼津漁協が主催して実施しています。
受講者は12人の漁師。
3、4級の資格を取るために参加しました。
11月からの講習も、今日で終了。
そして明日からは試験になります。
この試験は学園生徒も受験させていただきます。
全員合格してください!


一方生徒たちは避難訓練。
焼津市内の機関は、この時期にもやります。
カッパ、長くつのフル装備で、正門から寮の四階まで全速力で避難します。
船から陸上の避難場所に移動する練習です。


学園見学のお申し込み、入学のお問い合わせは電話、Eメールで。
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Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
3月17日と18日は春休み期間中の見学会を行います。
詳しくはホームページでお知らせ中です。
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 園長のつぶやき
このような講習会とセットになっている海技士試験を臨時試験と呼んでいます。
臨時試験は年4回行われる定期試験より、比較的受かりやすいと言われています。
しかも、講習会に参加しているのは現役の漁師です。
学園生徒ちがって3年以上の乗船履歴があり、甲板員や機関員を担っています。
だから、現場を知っている人が理論を勉強するのですから、頭に入りやすいはず。
しかも、長期の講習期間中は仕事を休んでいるんですから、雇っている会社も
必ず合格して欲しいと思っています。

...でも、けっこう落ちる人がいるんですよ。
基礎学力が低い人もいるんでしょうけど、結局は本人がどれだけがんばったか?
ただ座って講習を受けるだけでは合格できません。

講師の先生は熱心に教えてくれます。
でも、最後は本人次第(しだい)です。

これは学園の生徒も同じです。
3級まで合格する人もいるし、5級も落ちる人もいます。
頭の違いは影響しますが、がんばれば誰でも合格できる試験です。

さて、学園生も最後の試験になります。
全員が受験しますが、一人でも多くの合格者が出ることを期待しています。

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48期生出航式

2018年03月06日 10時59分20秒 | その他

こんにちは、園長の青木です。
漁業学園は漁師になりたい人を待っています。
全国から学園に来ていますよ!
「ちょっと待て 漁師になるなら 学園だ」
ホームページはこちら。
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940/

早くも48期生の出航式がありました。
出航したのは遠洋マグロはえ縄漁船の第一福積丸。

乗船するのは、「マラソン大会で優勝した」この人。
小柄ですが、スタミナがありマグロはえ縄にはうってつけ。
年上の人たちにも愛されるキャラなので、長い航海も乗り切ってくれると思います。

....しかし、出港式が終わると下船。


彼は学園の卒業式に参加して、後追いです。
卒業式の翌日に飛行機でバリ島(インドネシア)に出発します。

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 園長のつぶやき
漁業では高齢化が進み、若い人を切実に必要としています。
ですから、若い人なら「誰でも歓迎」です。
...でも、ここに落とし穴があります。
歓迎されて漁船に乗っても、定着する人が少ないのです。
逆に言えば、漁船を希望する人は多いのに、一人前の漁師に育たず人が足りない...
と言う訳です。
これは、沿岸、遠洋、小型船、大型船に限らず漁業の一般的な話しです。

持って生まれたものが、漁業に始めから適応するのは10人に一人か二人。
この人たちは、手先が器用で物覚えが早かったり、船酔いをしなかったり、誰とでも話ができたり。
だから漁師をスタートする時のストレスが少ないのです。
この人たちが「優れている」と言うより、たまたまです。
船との相性もありますからね。

逆にその他大勢(おおぜい)の人。まあ、普通の人です。
この人たちは苦労します。
でも、苦労をがまんしていれば慣れます。船酔いと同じです。
けど、慣れる前に辞めちゃうんですよ。
だって、漁船に乗ってしまえば逃げ場がないんですもん。
沿岸漁業なら、日帰りで家に帰れます。
ただ、自分の育った地元でなければ、帰ったところで知り合いがいません。
毎日、ストレスが蓄積(ちくせき)していきます。

ですから、静岡の漁船に若い人が就職しようとすると
「未経験なら学園を卒業してきて」
と言われるのです。
学園では1年をかけて、漁師の生活に慣れます。
単に、資格を取るだけではなく、この「漁師の生活に慣れる」ほうが大事です。
1年は決して、ムダになりません。

さて、今日の主役の彼。
まだ16歳ですが、漁師に最適のキャラです。
それでも、おじさんたちに囲まれて最初は苦労すると思います。
きっと持ち前の明るさとガッツで乗り切ってくれると信じています。

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実習道具の片付け

2018年03月05日 15時06分28秒 | 実習

こんにちは、園長の青木です。
48期生の卒業も、もうすぐです。
4月には49期生が入学してきます。
50期生になりたい方は、まずは見学!
ホームページはこちら。
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940/

実習船「わかたか」を始め、屋外での実習が終了しました。
そこで、ヘルメット、カッパ、長靴などの道具を片付けました。

ヘルメットは学園の備品で、来月からは49期生に使ってもらいます。
このため、洗剤を使ってキレイに洗いました。


その他のカッパ、長靴などは卒業式後にすみやかに
持って帰ることができるようにロッカーにたたんで収納です。


学園見学のお申し込み、入学のお問い合わせは電話、Eメールで。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
3月17日と18日は春休み期間中の見学会を行います。
詳しくはホームページでお知らせ中です。
漁師.jp(トップページの「地域からのお知らせ」)でもお知らせしています。

 園長のつぶやき
今日の朝礼で
「最後まで気を抜くことなく、緊張感を持って生活して欲しい」
と話しをしました。
生徒たちは、卒業式を控えてウキウキ感があります。
学校を卒業するのはうれしいでしょう。
ただし、これからは漁師としてやっていかなくてはなりません。
学校が終わって、気ままな生活が始まる...訳ではないのですから。
とは言っても、大海原での生活が待っています。
みんな「あこがれて」きたものです。
大変なこと以上に、喜びも待っているはずです。

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