静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

中央省庁からお客様

2018年03月08日 13時33分24秒 | 学園紹介

こんにちは、園長の青木です。
漁業学園は世にも珍しい漁師になる専門校。
一年間で大型漁船の幹部になる道が開けますよ!
ホームページはこちら。
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940/

久しぶりのお客様です。
財務省と、水産庁の方が視察にいらっしゃいました。
学園は珍しい学校なので、視察される方が多いんですよ。

いつものように、スライドで学園のことをご紹介。
特に卒業生の定着率が高い説明には
「おお!」
と声が漏れていました。
これは学園の売りですからね。


そして実習棟で袋網製作を見ていただきました。


体験でロープワークもしてもらいました。
生徒が教えましたが、お客さんは手こずってましたよ。
高度な刺し継ぎ技術にも感心されていました。


学園は視察も歓迎です。
漁師の学校を見に来てください。

学園見学のお申し込み、入学のお問い合わせは電話、Eメールで。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
3月17日と18日は春休み期間中の見学会を行います。
詳しくはホームページでお知らせ中です。
漁師.jp(トップページの「地域からのお知らせ」)でもお知らせしています。

 園長のつぶやき
私が県の職員になって、半分以上の期間が県庁勤務でした。
私のような水産技師は出先機関である研究所と県庁を行ききします。

ほとんどの水産技師は研究所と県庁の勤務経験があります。
それなのに、県庁と研究の意見の違い、あつれきは良くあるんですよ。
それくらい、立場の違う人とうまくやっていくのは大変なことなんですね。

今回のように、中央省庁の方が視察に来られるのは、我々にとって本当に良いことだと思います。
視察時間は長くありませんでしたが、少しでも漁師を育てる現場を知ってもらえたのがうれしいです。

ところで、学園は二学期から航海専攻と機関専攻に分かれます。
就職して、大型漁船に乗ると、それぞれ甲板員と機関員になります。
一つの船でも甲板員と機関員のあつれきがあります。
お互いが、「自分の方が大変な仕事をしている」と思うからです。

学園生は航海専攻と機関専攻に分かれても、多くの実習は一緒にやります。
ムダが多いと思われるかもしれませんが、これが大事だと思っています。
両方の仕事を知り、どちらも大事であることを知ることができるからです。
就職しても、忘れないで欲しいです。

コメント
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