今週はウィークデイがなにかといそがしく、あまりギャラリー回りができなかったため、1日(土)に9カ所まとめて見ました。
会期末ぎりぎりで、しかも簡単な紹介になってしまって申し訳ないです。
(写真は、市民ギャラリーの近くで見かけた花です)
斜里窯親子展 雪解けの風に乗せて
網走管内斜里町知床の峰浜に登り窯と穴窯を持ち、陶芸には向かないとされる道内産の土による作陶を続けている中村二夫さん(1 . . . 本文を読む
竹津昇スペインスケッチ展
ことしの水彩連盟展で奨励賞を受賞した札幌の竹津さんは、スペインに魅せられて毎年冬にスケッチ旅行をしています。
昨年暮れから正月にかけて24日間も旅していたそうで、うらやましい。大都市を避けて、アラゴンやカタルーニャの農村や小さな町並みを描いています。
にじみを生かした水彩スケッチの数々を眺めていると、ほんとに竹津さんは、スペインと肌が合っているのだなあと思いました . . . 本文を読む
極太の筆でエイヤッと書く「墨象」という書の分野の展覧会です。ただし、31人全員が1文字書で、あまり変わったことをしている人は、今回は見受けられません。
墨ににかわをまぜて、おもしろい効果を出しているのが、荒野洋子さん(倶知安)「崖」、山崎貫二さん(登別)「誕」。
樋口雅山房さん(札幌)「春」は、左右の余白とのバランス感覚がさすがです。
吉田敏子さん(同)「灼」も、全体のつりあいが美しいと思 . . . 本文を読む
一水会は、全国規模の有力公募展のひとつです(日展系)。近年は公募展ごとの個性がなくなってきたといわれるなかで、抽象画がなく、穏当な写実的傾向の絵が多くを占めるということです。ただし、何年か前に改組を行った際、それを不服とする道内の会員が多く脱退したため、いまは道内関連の会員や出品者はあまり多くありません。また、水光会というのは、一水会メンバーがつくった、道内の海外愛好者の集まりのようです。
山 . . . 本文を読む