北海道美術ネット別館

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■第28回三人展 綿谷憲昭・原田富弥・日下康夫(北海道の風景を描く) =2017年11月2~7日、札幌

2017年11月08日 23時04分54秒 | 展覧会の紹介-絵画、版画、イラスト
 毎年1回、絵筆を執るのが好きな男性3人が集まって旅し、昼はスケッチざんまい、夜は食事を楽しみ…、という話を聞くと、なんだか、仲の良さがうらやましくなってきます。  それがもう28年も続いているとなると、なおさら、その友情の厚さに、賛辞を贈りたくなります。  綿谷憲昭さん、原田富弥さん、日下康夫さんの3人は、昨年も北丹後地方を訪れるなど、毎年行き先を変えておもに道外を旅行してきました。  原田さん . . . 本文を読む

中山峠のアート 現如上人之像

2017年11月08日 11時57分21秒 | 街角と道端のアート
(承前)  さて、中山峠周辺には「森の美術館」関連以外にも野外彫刻があるので、二つを紹介します。  一つは台座に「北門開拓 現如上人之像」と大書された大作の人物像。  これは、明治初期に「本願寺道路」あるいは「本願寺街道」と呼ばれる、現在の国道230号の原型にあたる道路の開削を政府から命じられ、難工事に尽くした、浄土真宗大谷派東本願寺第二十二世、現如こと大谷光瑩の像です。  台座には「頌徳 . . . 本文を読む