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鹿追ぶらり●十勝日帰りバスの旅(4) 訂正あり

2024年10月19日 10時45分35秒 | つれづれ日録
(承前)

 神田日勝記念美術館のとなりにある町民ホールにも寄ってみました。
 子どもたちの工作展や、町内の同好会による写真展が開かれていました。
 かつて鹿追の応援大使に1年間任命されていたプロ野球日本ハムファイターズの中田翔、杉谷拳士の両選手のサインや写真もありました(2024年現在、中田は巨人から移籍し中日ドラゴンズに。杉谷は引退してタレントとして大活躍中で、道内ではテレビCMなどにたくさん登場しています)。
※中田選手の所属先を直しました。すみません…

 さて、事前に Google で調べておいたとおり(便利な世の中になったものです)、美術館の向かいにあるそば屋「K」へ。 
 
 
 お店の人が、のれんを出して、のぼりを周囲に立てかけている間にも、待ちかねた客が次々と入っていきます。

 テーブル席が五つと、小上がりが3席。
 店内は明るく、きれいです。

 予習のとおり、「天ざる」という献立がなかったので、もりそばと、てんぷら盛り合わせを註文しました。
 800円+700円。
 
 
 麺は地元産でしょうか。田舎そばというほどではないですが、しっかりした歯ごたえです。
 
 てんぷらはエビが1匹と、大きなごぼう天、ほかにピーマンなどの野菜で、申し分ありません。
 めんつゆと別に、抹茶塩がついてくるのがうれしいですが、もうちょっと多めにあったらなお良かったです。もちろん、そば湯もおいしく飲みました。 
 
 午前11時からあいているのと、美術館から近いという理由で目星を付けた店ですが、正しい選択でした。

 帯広行きのバスが来るまでまだ30分ほどあります。
 これまで鹿追には何度も来ていますが、街なかをぶらつく機会がほとんどなかったので、ちょっと散歩してみることにしました。




 上の画像は町役場です。
 
 
 バス停「中市街」から、役場前を経て、北へと続いている道路は「道道416号鹿追停車場線」です。
 停車場って、いつの話だよと思いますが、この先に北海道拓殖鉄道の鹿追駅が1968年まで存在していました。

 たぶん、いまの拓殖バスの鹿追営業所のあたりだと思います。
 
 この鉄道は新得―屈足―鹿追―上士幌と、十勝の北部を結んで、農産物などを運んでいたそうです。
 上士幌は、旧国鉄士幌線(帯広ー十勝三股)の駅がありました。
 
 下の方に
「アートロード」
と書いてあります。
 ほかの標識にも同じ表記がありました。

 さて、どこらへんがアートなんだろう?

 商工会の壁面に大きな絵が飾ってありました。
  




 バナーには町内の名所や特徴(氷上露天風呂やナキウサギなど)の写真が印刷され「アートロード」をアピールしています。
 事業所や店の、外に面した窓には、小さな絵が飾ってありました。

 さすが、美術館が二つもあるマチです。アートが根を下ろしているんだなあと感じました。


 「カフェ・ギャラリーはれる家」ののぼりが目についたので、ちょっとのぞいてみました。



 絵本の原画などを展示していました。
 原画は、福原記念美術館でも発表していたアッキーさんの作のようで、なかなかテンポよく話が進んでいくのでした。





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