8月29日の項で書き落としたことがありました。
「みんなのいえ」からの帰途、弘南堂書店の前を通りかかったら、均一棚に、北見叢書の『北見の街並み・景観探訪』が50円、コンパクト版日本の絵巻『伴大納言絵詞』が150円で売られていて、購入しました。
『鮎川信夫詩論集』や大岡信『蕩児の家系』もあり、かなり迷いました。とくに前者は美本のうえ、あまり見かけない本で、しかも300円と格安です。
しかし、これから死ぬまでに果たして読むだろうかと考えると、時間がなさそうな気がしたので、棚に戻しました。
しばらく、本を買うのはすこし控えようと思います。
もう置く場所が自宅に無い。
30日は後志管内岩内町の木田金次郎美術館で「木田金次郎ストーリーズ」を見てきました。
開館30周年記念の特別展で、木田自身の軌跡と美術館の歩みを重ね合わせた感慨深い展示でした。
都市間高速バス「高速いわない号」で往復しました。
1時間に1本走っており、地方へ行く路線としてはかなり便利な方なのですが、小樽や余市での乗り降りが多くかなり混雑します。
行きもほぼ満席。帰りも小樽からは補助席をすべて使うという状態でした。
あまり利用者が少ないと路線の行く末が心配になりますが、反対に混雑しすぎるのも、10分後には降りられる市内の路線バスと異なり、あずましくないです。
岩内までの鉄路は30年以上昔に廃止され、JRで行くことはできません。
たいへんな込み具合にやれやれと感じたので、この次行くときは自家用車かなあ…。
なお、小樽まで都市間高速バスに乗る人もいると思いますが、とくに急いでいない人は「高速いわない号」を避けて「高速おたる号」を選ぶことをおすすめします。
8月31日は、本郷新記念札幌彫刻美術館の「館長の土曜講話」などに行く予定でしたが、午前中に強い雨が降って外出気分がうせ、結局引きこもりの日になりました。
この週末、遠出の候補に挙がっていたものとして
イ) 上川管内上川町の「大雪まつり」での谷口顕一郎個展
ロ) 旭川の「タコさん滑り台」お別れ会
などがありましたが、断念。
特にイ)は、フライヤーやSNSなど何を見ても、開催時間がいっさい書かれていないようで(見落としかもしれないが、かなりさがしても見つけられなかった)、町主催の行事としていかがなものかと感じました。
…というところで、ようやく8月の記録が終わり、9月1日に続きます。
追記。
ちなみに『北見の街並み・景観探訪』は、1998年刊の新書版で、もしかしたら北見のパブリックアートについて言及があるのではと思い、さっそく読んでみましたが、得るところはほとんどありませんでした。
街路・街並みの話は最初のほうだけで、あとは地名やイベントの項目が雑然と続き、編集がおざなりなのか記述に重複も目立ちます。また地図がほとんど載っていないため、土地勘のない北見市外の人には、どこを指している文章なのかさっぱりわからないでしょう。しかし、北見市民からすれば、掘り下げの浅い「知っている話」が大半で、読んでもしかたない気がします。
個人的には、情緒的な感想をつづるより、各施設のデータ的な部分をちゃんと書いてもらいたかった。
50円だから文句は言えないし、この「北見叢書」シリーズには良い本もあるのですが、これは正直なところ、ガッカリの一冊でした。
「みんなのいえ」からの帰途、弘南堂書店の前を通りかかったら、均一棚に、北見叢書の『北見の街並み・景観探訪』が50円、コンパクト版日本の絵巻『伴大納言絵詞』が150円で売られていて、購入しました。
『鮎川信夫詩論集』や大岡信『蕩児の家系』もあり、かなり迷いました。とくに前者は美本のうえ、あまり見かけない本で、しかも300円と格安です。
しかし、これから死ぬまでに果たして読むだろうかと考えると、時間がなさそうな気がしたので、棚に戻しました。
しばらく、本を買うのはすこし控えようと思います。
もう置く場所が自宅に無い。
30日は後志管内岩内町の木田金次郎美術館で「木田金次郎ストーリーズ」を見てきました。
開館30周年記念の特別展で、木田自身の軌跡と美術館の歩みを重ね合わせた感慨深い展示でした。
都市間高速バス「高速いわない号」で往復しました。
1時間に1本走っており、地方へ行く路線としてはかなり便利な方なのですが、小樽や余市での乗り降りが多くかなり混雑します。
行きもほぼ満席。帰りも小樽からは補助席をすべて使うという状態でした。
あまり利用者が少ないと路線の行く末が心配になりますが、反対に混雑しすぎるのも、10分後には降りられる市内の路線バスと異なり、あずましくないです。
岩内までの鉄路は30年以上昔に廃止され、JRで行くことはできません。
たいへんな込み具合にやれやれと感じたので、この次行くときは自家用車かなあ…。
なお、小樽まで都市間高速バスに乗る人もいると思いますが、とくに急いでいない人は「高速いわない号」を避けて「高速おたる号」を選ぶことをおすすめします。
8月31日は、本郷新記念札幌彫刻美術館の「館長の土曜講話」などに行く予定でしたが、午前中に強い雨が降って外出気分がうせ、結局引きこもりの日になりました。
この週末、遠出の候補に挙がっていたものとして
イ) 上川管内上川町の「大雪まつり」での谷口顕一郎個展
ロ) 旭川の「タコさん滑り台」お別れ会
などがありましたが、断念。
特にイ)は、フライヤーやSNSなど何を見ても、開催時間がいっさい書かれていないようで(見落としかもしれないが、かなりさがしても見つけられなかった)、町主催の行事としていかがなものかと感じました。
…というところで、ようやく8月の記録が終わり、9月1日に続きます。
追記。
ちなみに『北見の街並み・景観探訪』は、1998年刊の新書版で、もしかしたら北見のパブリックアートについて言及があるのではと思い、さっそく読んでみましたが、得るところはほとんどありませんでした。
街路・街並みの話は最初のほうだけで、あとは地名やイベントの項目が雑然と続き、編集がおざなりなのか記述に重複も目立ちます。また地図がほとんど載っていないため、土地勘のない北見市外の人には、どこを指している文章なのかさっぱりわからないでしょう。しかし、北見市民からすれば、掘り下げの浅い「知っている話」が大半で、読んでもしかたない気がします。
個人的には、情緒的な感想をつづるより、各施設のデータ的な部分をちゃんと書いてもらいたかった。
50円だから文句は言えないし、この「北見叢書」シリーズには良い本もあるのですが、これは正直なところ、ガッカリの一冊でした。