3月20日は春分の日。
仕事はお休み。
早く目がさめて、朝7時20分のバスで出発しました。
遠くの美術館に行くときは早いうちに移動するのが鉄則です。
大谷地駅のバスターミナルで、札幌駅方面から来る苫小牧行きの道南バスを待ちましたが、なかなか来ません。
そのときに気がついたことは、おなじ苫小牧行きでも中央バスと道南バスの停留所は違うということでした。
中央バスの都市間高速バス「高速 . . . 本文を読む
【お知らせ】北海道芸術学会第42回例会が、3月24日(日)午後6時から札幌芸術文化交流センターSCARTSスタジオ(中央区北1西1)で開かれます。プログラムは、研究発表「美幌町の画家・横森政明」と対談「澁谷俊彦氏のアート実践報告と解説」。会員以外の一般の参加も歓迎です(無料)。ぜひいらしてください— 梁井朗 @北海道美術ネット別館 (@akira_yanai) March 21, 20 . . . 本文を読む
1923年(大正14年)根室生まれ。ほどなくして苫小牧に移り、武蔵野美術学校に入ったものの兵役で中断。戦後、武蔵野美大に復学した後、苫小牧に戻って教壇に立つ傍ら、風景画を中心に描き、2002年に歿した画家の回顧展。
全道展会友で、国展にも出していたが、40歳で団体公募展への出品を取りやめたこと、50歳前後に研修として欧洲に2度長期滞在したこと、57歳で早期退職し画業に専念したこと…。戦中の召集 . . . 本文を読む
3月18日(月)
道新ぎゃらりー最後の展示は、道写協札幌支部展。
ほおずきの色の美しい写真がありました。
夕方、東1丁目劇場へ。
札幌の東1丁目劇場で開催中の『あさきゆめみし』『日出処の天子』展、両作品を読んでいない人でも、大和和紀・山岸凉子の巨匠の画力は十分に堪能できる。油彩などのタブローとは全く異なり小さな面積に多くの要素と思いを詰め込む技がすごい。豪華高級幕の内弁当みたいだ p . . . 本文を読む
北海道新聞本社大通館7階にある「道新ぎゃらりー」が3月19日午後5時で事実上閉まります。
最後は「2024北海道写真協会札幌支部写真展」で同支部に所属する審査会員と会友の作品約40点を展示します。
事実上というのは、21日以降も、道写協(北海道写真協会)で使うからです。
正式な閉館は今月末ということになります。
ただしギャラリーとして一般の人が見に来られるのは、19日が最終日となります . . . 本文を読む
プロフィルに
「かわいいモノしか作りません。」
と、一言だけしか書いていない札幌の木工作家キシモトユキオさんですが、決してラブリーな動物の置物などをこしらえているのではなくて、茶廊法邑にコンセプチュアルな立体を並べたり、ギャラリー犬養の中庭に巨大な鳥かご状の立体を据え付けたり、かなりいろいろな作品を作っているという印象が筆者にはあります。
ただ、今回はわかりやすい小品が中心かも。
「薄明光 . . . 本文を読む
(承前)
RY'S Cafe Bar は開店直後だったので、比較的すいていました。
コーヒー650円。
西28丁目駅から地下鉄東西線に乗って琴似へ。
カフェ北都館ギャラリーに入ったら、いつにない大混雑。
カウンターの端っこにすわって昼食。
琴似から東西線と南北線で一気に真駒内へ。
真駒内駅からバスに乗車。
(いつも書いていますが、改札を出て左手に進み、2番乗り場から出るどのバ . . . 本文を読む
(承前)
オオカミを題材にした絵画で知られ、近年は台湾のアートフェアに出品するなど活躍の場を広げている高橋弘子さん(札幌)の個展。
今回の個展は、壁面のあまりない飲食店ということもあり、店数も10点ほど。既発表作が多いですが、発表が多い作家で、すべて見て回るのも困難なので、これはむしろありがたいです。
個人的には、オオカミ以外の作品がたくさんあることに目がいきました。
冒頭画像の左側 . . . 本文を読む
(承前)
非常に精緻な幾何学的な立体作品をつくる伊賀信さんが、青木広宙さんとコラボレートした展覧会。
青木さんが、超小型のライトを透明なチューブの中で順番につけていくシステムを構築し、伊賀さんの作品の影が壁に大きく映し出されてうつろっていきます。
一昨年に札幌芸術文化交流プラザで艾沢詳子よもぎさわしょうこさんと組んで行った展示と、仕組みとしては同じですが、艾沢さんの作品が人間のような . . . 本文を読む
仕事を積み残したまま土日の連休に突入。
この日のギャラリー巡りは、イベントの時間や、開館時間の関係で、たいへんな長距離移動になってしまいました。
STV北2条ビル・エントランスアート NEXT (Continue - ループアニメ上映会)
→茶廊法邑(伊賀信・青木広宙二人展 MASH UP Journey)
→RY's Cafe Bar(高橋弘子個展)
→カフェ北都館ギャラリー(勝木七子 . . . 本文を読む
ざっと概要のみ。
3月11日(月)はギャラリー巡りなし。
忙しかったことに加え、月曜日にあいている会場が少ない。
12日(火)
ギャラリーエッセで守分美佳展。
板に描いた抽象画。さらに色が明るく自由になった。
17日まで。
13日(水)
さいとうギャラリーで、櫻井マチ子展、春の女性展。
スカイホールで北海高どんぐり会展と書道部展。
どんぐり会、高校生ながら全道展の入 . . . 本文を読む
小樽市花園の飲食店街を昼間にちょっとぶらついた。
以前から
「人口の割には飲み屋が多いなあ」
と思っていたが、ショックだったのは、多くの店の前に雪が積もっていたこと。
要するに、営業していないのだ。
それにしても、以前も書いたが、街角のスナップを撮っていると、背景に高層住宅がフレームインしてくる。
なんとも小樽らしくなくて、がっかりする。
よそ者の . . . 本文を読む
朝日章さんですが筆者は2007年、今はなきアートスペース201の全5室で開かれたグループ展「FIVE ENERGY」で、高層集合住宅を批判的なまなざしでとらえた作品を見たのが最後で、じつに17年ぶりに作品を拝見しました(その間も発表はしていたようですが、筆者は札幌にいなかった時期と思われます)。
今回の会場には、すべてF6のキャンバスに描かれた335点が並び、壁に掛けきれない大量の作品 . . . 本文を読む
サッポロファクトリーの三条館2階を歩いていたら、花屋さんの店頭にこんな看板を見つけました。
どう見ても、札幌拠点で版画などを制作する森迫暁夫さんが描いたとしか思えません。
思いがけず森迫さんの絵を見つけると、なんだか心がほっこりとします。
花屋さんと森迫さんといえば思い出すことがあります。
以前、マックスバリュ菊水店の地下の花屋さんに森迫さんが描いたとおぼしき看板がつりさげられてい . . . 本文を読む
前日、小樽に行っていたので、日曜ぐらい休めばといわれそうですが、この日は「Work in Progress 11 2024 or work in process ?」のワークショップとギャラリートークがあり、出かけないわけにいきません。
そのまえに、カフェ北都館ギャラリーへ。
本庄セナ個展を見ました。
カフェ北都館ギャラリーで本庄セナ個展。眼光鋭い夜のキツネを描いた油彩や、乾いた筆で動物 . . . 本文を読む