まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

それぞれに 麦わら帽子の 墓参り

2010年08月03日 | 自然
8月3日は予備日。多分、帰宅している筈だけれど、予備のために「予約投稿」をセットしておく。

 

 八月三日は「学制発布記念日」ということで、1872(明治5)年のこの日、太政官布告で「学制」が発布され、近代的な教育制度が確立したらしい・・・。当時は下等小学4年間、高等小学4年間の4・4制だったが、数度の変遷を経て1947(昭和22)年に現行の小学6年間、中学3年間となった。

 

 この女性、黒沢 登幾(くろさわ とき、文化3年12月21日(1807年1月29日) - 明治23年(1890年)5月8日)は、日本初の女性小学校教師。常陸国東茨城郡錫高野村(現・茨城県東茨城郡城里町)出身。名は止幾子とも。号は李恭。

  若い時代から寺子屋で物書きを子供たちに教えるなどしていたが、26歳のときに夫と死別。以降は苦学を続けながら、実家へ戻り生活していた。1858年、世に言う安政の大獄事件が発生する。郷里の殿様であった徳川斉昭を始めとする尊皇攘夷派が弾圧されたことを機に、斉昭の無実を訴えに京へと上り、お上への献上歌を公家に手渡したものの、弾圧されていた水戸家とつながりがあると疑われ、厳しい尋問を受けた。その結果、常陸国や江戸への立ち入りを禁止されたために、故郷に近い今の栃木県茂木へと住むことにした。その後錫高野村へと戻った止幾は、村長から小学校の教師をしてくれと依頼され、1873年、正式に日本初の小学校女性教師となった。

1890年、85歳で死去。1907年に従五位が追贈された。

 それから、八月三日だから・・すぐに思いつくのが・・「はちみつの日」全日本はちみつ協同組合と日本養蜂はちみつ協会が1985(昭和60)年に制定したもので、「はち(8)みつ(3)」の語呂合せだ。

 

 蛇足ながら・・・三月八日は両組織が制定した「みつばちの日」となっている。

 さらに思いつくのが・・「はさみ」。そう、「ハサミの日」ということで、美容家で山野学苑創設者の山野愛子さんが、「針供養」に倣って「ハサミ供養」を提唱し、1978(昭和53)年から実施。

 
 

 「は(8)さみ(3)」の語呂合せで、使えなくなった鋏[はさみ]の供養が行われる。

 

 「ハモの日」というのは、大辰水産が制定したものらしいが、勝手に・・そういう記念日を作ってもええんかいな・・。ま、認知されたらそれでいいのかも知れないんだけれど・・。

 鱧[はも]の関西での呼び方「は(8)み(3)」の語呂合せ。

 

 なかなかに・・不気味な魚ではあるね・・・。

じゃあ、また、明日、会えるといいね。

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