まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

バラ園のバラが開き始めました。

2005年05月12日 | 自然
 今日は朝から雨。午後からは少し晴れたものの、夕方はやはり曇空。
 高松市生島のオリーブスタジアムの少し先にある亀水(たるみ)運動公園内にあるバラ園のバラが開き始めました。ここにはテニスコートなどがある公園ですが、その一角にバラ園があって、毎年、きれいなバラの花がたくさん見られ、多くの花好きの人たちでにぎわいます。
 個人のお庭などでは赤や黄色のバラが咲いているので、近くを通るたびにのぞいていたのですが、ようやくに開花し始めたようです。
 今朝、母のさっちゃんが島へ戻り、坂出のお仕事に立会い、その帰路に立ち寄ったバラ園には、早くも愛好家の人たちがカメラ片手に散策をしていました。

   バラ園の 紅に小雨や 犬の声   暁光

解体工事が本格化します。

2005年05月11日 | Weblog
 いよいよ山の家の解体工事が本格化します。火曜日午後から大型重機が搬入され、解体工事が始まりました。まずは砂に埋まった車両二台を撤去し、車庫の中の片付けをします。
 台所にあったシステムキッチンや建具などを車庫内に移し、その後、本体を一気に解体し、流失してくぼ地になった宅地内に埋め込んで宅地を元に戻す段取りです。
 建物の解体は木曜日に終わってしまう予定で、弟の希望の「お別れ焼肉パーティー」が行われる日曜日には、あの山の家の姿はなくなってしまっていることでしょう。何にお別れするのか疑問がわくところですが、細かなことをいわず、田植えの終わった「田休み」「農休み」気分でいいのでしょうか。今は誰を招待するか、やっきになっているところです。
 代書屋さんへの資金計画の報告もすませ、新しい山の家の基礎工事も間もなく始まる予定です。紆余曲折があったものの、ようやくに、解体工事・新築工事がスタートします。

  時期の来て 蝶の羽化する 日和かな  暁光


鮮やかな夏の装い

2005年05月11日 | 自然
 朝方は曇っていたものの昼前からは快晴になり、気温もうなぎのぼりになりました。今日もさぬき市津田のボックス調査に出かけたのですが、そのときに見つけたのがこのおみせ。
 もう、数十年も前からツタがからみはじめ、今ではこのようになりました。時期も時期だけに鮮やかな緑の装いで、ほとんどすっぽりとツタに覆われてしまいました。冬から春先までは、あまり目立たない建物ですが、今の時期にはびっくりするような装いです。
 建物は設備工事を行う店のようであったと思います。国道11号線脇、労働金庫津田支店の前あたりにあります。
 私たち人間は、さぼったり、なまけたりするのですが、自然の息吹は真剣そのものです。今の時期、あの甲子園球場もこのような装いに包まれているのでしょうか。
 弟ヨシオが、タイガースの帽子をくれました。

  新緑の ツタを装う 屋敷かな  暁光

舶来の狛犬でしょうか。

2005年05月10日 | 民俗
 今日は初夏らしい気候で、気温も24度を越えました。で、その陽気に誘われて、丸亀方面の公衆BOXの調査に出かけたのですが、その途中で見つけたのがこの置物。狛犬のようで狛犬でない。獅子のようで獅子でない。ライオンのようでライオンでない・・・。これっていったい、何なんでしょう・・・。
 中国あたりのお店の前に置いてある魔よけの置物でしょうか。こういう形の狛犬が神社やビルや住宅の前、中華料理店の前で見かけたりしますが、正体は不明のまま。
 狛犬学の師匠・円丈さんのHPを見てもわからない・・・。で、ちゃんと仁王さまみたいに、片方の口は閉じて、片方は口を開けて、「阿吽の呼吸」を見せている。奇妙な置物ではあります。

  初夏の風 松の緑を すりぬける  暁光 

紫蘭が咲いています。

2005年05月09日 | 自然
 夏はシランの季節です。お寺や神社の裏手のお庭などに、つつましく、それでいて気高く咲いているのを目にします。
 我が家の山の家にも数十株のシランがあったのですが、流されてしまったようで見かけなくなりました。島の家には明石市から移植された紫蘭が咲き乱れておりました。
 「この花、何ていう花だか知ってる?」
 「いや、しらん・・・」
 「あ、正解!!」
 なんていう会話をするお花です。
 お仕事で出かけたさぬき市津田の道端で見つけた「紫蘭」の花でした。

   あくび猫 紫蘭の庭に 長く伸び  暁光

母の日のプレゼント

2005年05月08日 | Weblog
 プレゼントなんぞ縁がないというのがケイコおば。うちの奥様です。私もずいぶんとプレゼントなぞしたことがありません。
 そのケイコおばに娘からのプレゼントが届きました。母の日の贈り物です。
 さっそくにはいてみて大喜びでありました。で、いろいろとポーズをとってみるのがおかしい。

田植えのお手伝い

2005年05月08日 | 自然
 大型連休の最終日、10日間のお休みもこれでおしまい。その最後のお仕事が、次男・ヨシオの家の田植えです。写真は弟が運転していますが、この直後、私が運転して、みごと、田植えも終わりました。
 その後はまたも山の家に行って、タケノコを掘ったり、ゆがいたり、煮たりしてお昼のおかずになりました。お昼前にはヨシオとその次男のコウジがやってきて、楽しいお昼ご飯になりました。
 お昼には、母のさっちゃん、ケイコおばと私・・・と、計5人のお弁当でにぎやかなことでした。
 その後は、ワラビを採ったり、タラの芽を採ったりして、自然を満喫してきました。
  
  たらの芽の 香りゆかしく 昼御膳  暁光
  

お花の移転

2005年05月07日 | 自然
 山の家を解体するにつけて、家の周囲にあるお花を移転しなくてはいけなくなりました。重機がやってきて壊すので、かわいいお花がキャタピラに踏み砕かれてしまうからです。
 私には何の花か、どういうお花かわからないのですが、母のさっちゃんや奥さんのケイコおばが大切にしていたので、重機でいためないように、古いおうちの前に仮移転しました。
 二階の屋根裏部屋に大切なものが残っていないか、車庫の中に大事なものが残っていないかの点検をして、早くに社宅に戻ってきました。今日は社宅の網戸の張替えです。網戸が破れていて、そこからたくさんの蚊が飛び込んできて噛まれてしまって、カユイ・かゆい・・・。これは我慢ならん・・・と、網戸を張り替えたわけです。これで今夜からゆっくりと寝られそうです。
 今、島から母のさっちゃんを弟のタケシが送ってきてくれたところです。タケシは、今朝、ここから帰ったばかりなのに・・・。
   タラ芽の 萌え出て山の 息吹かな  暁光

たけのこの片付け

2005年05月06日 | 自然
 六日の金曜日は弟のタケシと山の家の片付けに行きました。山の家は全体一括して解体することになり、台所のシステムキッチンや建具などの置き場に困ります。そこで、車庫を片付けて、そこを臨時倉庫にするそうです。埋まったままの軽トラやワーゲン・ゴルフは解体屋に売却し、土砂を出して倉庫にするんだそうです。その車庫などの片付けをやりました。
 その後、周り一帯に生えているタケノコの処理です。鍋でゆがいてから社宅に持って帰りますが、今の時期になると、イノシシやサルも見向きもしなくなり、タケノコが林立しています。タケシがカマで切り払い、私がその頭だけを拾って帰ってゆがくのです。大きなナベに三杯もゆがきました。やれやれ・・・。

  たけのこの 伸びて大きく あくびかな  暁光

いよいよお別れです。

2005年05月05日 | Weblog
 明日の金曜日は、普通の学校や幼稚園、それに一般の会社や企業はお仕事です。この私も本来ならばお仕事ですが、「リフレッシュ休暇」というお休みを使って、お休みなのです。
 そういうことで、第三弾のお客様がお帰りになるというもので、私も仕方なくお帰りです。
 で、坂出市の先端にある「カサデルマール」というお店で打ち上げの会食をしました。ここは、娘の恭子が披露宴をした記念のお店で、「ロブスター」のお料理で有名です。
 近くには最近できた、「東山魁夷せとうち美術館」がオープンして、大勢の人々で賑わっておりました。
 ずいぶんと長いと思った連休でしたが、あっという間に終わってしまった気分です。
 あとの残りは体力回復・気力回復のお休みにしたいものです。

   ついと過ぎ 五月の休みの 雲の色  暁光

海を楽しみ、満喫する島

2005年05月04日 | Weblog
 午前中は港の沖の一文字の波止へ釣りに行って、大きな魚を釣り上げたりして喜んだものです。
 昼過ぎにケイゴ君が帰るというので、丸亀まで送って行ったのですが、そのときに大きな軍艦に出会いました。丸亀市の「お城まつり」のイベントの船で、毎年、こうした軍艦への体験乗船ができるのだそうです。昨年も、丸亀沖の海上で出会って驚いたものです。
 ケイゴ君を港に送り届けて、その軍艦、海難救助艦「くまの」とかいう船を追いかけたのですが、さすがに軍艦は早い・早い。追いかけても追いかけても遠くなるばかり。
 魚の数はめっきりと減ってしまった瀬戸内海ですが、たまには、大きな魚(?)と出会ったものです。

   銀鱗に 夏のすがたを 描きたり  暁光  

第三弾目の来客です。

2005年05月03日 | Weblog
 連休も終盤に入ってきました。この朝一番のフェリーで、奥様の「ケイコおば」や、神戸のおじいさん、ケイコおばの姪家族四人が島にやってきました。
 午前中は釣りに行ったり、海で遊んだりして、お昼はお弁当。女性軍の休憩ということで、丸亀の割烹店へお弁当を注文し、それを近くの公民館前の広場で食べました。桜の花はなかったけれど、氏神様の境内の若葉や新緑が鮮やかでした。
 ケイゴ君やトオル君は朝からウェイク・ボードの練習です。その後は魚釣りやら海遊びやらと楽しい一日を過ごし、昼からは隣の手島に貝堀りに行ったり、夜は花火や宴会で、楽しい時間を共有しあいました。

  新緑の 社の庭に 和む声   暁光

二弾目の来客です。

2005年05月02日 | 自然
 連休第一弾目のお客様が帰ってしまい、島の家には私一人だけになっていましたが、二日の午後に、恭子家族四人と、病院に行ってきた母のさっちゃんが戻ってきました。第二弾目のお客様です。これで、島もにぎやかになりました。
 夕方には弟の長男「圭吾」君もやってきて、夜遅くまで宴会が続き、楽しそうな笑い声が響いたものです。
 この日も朝からどんよりと曇って、すっきりとしない天候でした。午前中は散歩をしたりしてすごしたのですが、午後からは少し晴れ間も出てきたようです。
 おいっこのケイゴは、ウェイク・ボードがやりたいのです。そのために、バイトを休んで島にやってきました。さて、明日は晴れてくれるのでしょうか。

  遅咲きの 桜吹雪の 舞う社  暁光

静かな雨の一日

2005年05月01日 | 自然
 朝から小雨が降っていました。弟のタケシと従姉妹の美智代が帰る朝です。母のさっちゃんも高松の病院に行きたいというので、三人がフェリーで帰って行きました。
 この日はメーデーに参加するはずだったのですが、一日計算違いをして、この日を四月三十一日だとばかり思っていたのです。
 外は一日雨・・・。でも、じっとしているわけにもいきません。テレビも列車事故のことばかりだし、運動不足にもなってしまいます。傘をさして散歩に出かけました。そんなに激しい雨でもありません。
 たどり着いたのが旧尾上(おのえ)家です。江戸時代末期から明治初期に三代にわたって栄えた廻船問屋でした。その住宅の材質や技術はすばらしく、外国からの見学者も訪れるそうです。今は施錠されて立ち入ることはできません。

   石垣に 残る栄華や 夏の雨   暁光

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