童謡てるてる坊主《TeruteruBozu》~Mille Vents~
満濃池のゆる抜き
満濃池のゆる抜きは、毎年6月13日に行われ、本県の初夏の風物詩ともなっているが、関係者が配水用ハンドルを回して水門を開放すると、堤防下の放水口から「ドーッ」という轟音(ごうおん)とともに毎秒4トンの農業用水が勢いよく流れ出す。
このようにゆる抜きが日を定めて儀式として行われるようになったのは、明治以降で、当時から数千人の人が堤防上に参集しその盛況ぶりは想像も出来ないものであったと言われている。現在のように取水塔が設置されたのは、大正3年で、それ以前は、すっぽん穴に差し込まれている筆木を抜き取り、竪樋、底樋を通じて水を導水するものだった。
竪樋のすっぽん穴の大きさは、直径一寸八尺(55cm)という大きなもので、これに差し込む筆木も長さ九尺、元廻り九尺五寸という大きな松材で仕上げられていた。そのうえ差し込まれていた筆木は水漏れしないように周りを堅く粘土で巻き立てられ、しかも筆木が水中深くしっかり竪樋につきささっているためゆる抜きは大変な作業で非常に豪快なものであった。
まず、ゆる抜きにあたっては、梃木(てこき)(長さが2間の檜丸太)を8本、栓木(せんぎ)(筆木の落下を防ぐもの)を2本、械木(かせぎ)などを用意します。そして、4段に組まれた櫓の最上段に登り、筆木に械木を横に通し、これに左右4梃づつ梃木ををかまえ、20数人の人夫がそれぞれ梃を肩に担ぎ「エンヤ、エンヤ」の掛け声とともに抜き上げるもので勇敢で活気に満ちたものであったという。
たけなわの春が過ぎ、野山の緑が色を濃くした六月十三日、満濃池恒例の「ユル抜き」が行われる。藍色の水をたたえた池の「ユル」が抜かれると、待っていたかのように出口を求めた水が一斉にほとばしり出る。
“満濃抜いたら牛馬離すな” こんな言葉が満濃池の水掛かりの村々に言い伝えられている。「ユル抜き」が終わると始まる田植えのために、牛や馬はなくてはならない働き手だったのだろう。 かつて「ユル抜き」は、夏至の三日前に行われていたそうだが、昭和三十年ごろから始まった水稲の早期栽培で六月十五日に変わり、今は六月十三日が「ユル抜き」の日(※)とされている。
現在も「ユル抜き」には大勢の見物客が訪れ、堤の上は人々で埋め尽くされるが、昔は今以上の賑々しさであったようだ。 取水塔が設置される大正三年以前の「ユル抜き」は豪快なものだったという。赤や青の褌姿の若者が竪樋に五メートル程の檜の棒を差し込み、水利組合長の打ち振る御幣と“満濃のユル抜き どっとせーい”の音頭に合わせた威勢のよいかけ声とともに、差し込んだ棒をゆっくりと押さえて、少しずつ筆木を抜き上げてゆく。そんな様子を息を詰めて見つめる人々。「ユル抜き」はこの地方の初夏の風物詩であり、歳時記でもあった。
出典 満濃池史
※本文中では満濃池のユル抜きを六月十三日と掲載していますが、平成22年からは6月15日に変更になりました。尚、詳細については満濃池土地改良区(TEL:0877-75-3157)でご確認ください。
満濃池ダム(満濃池)諸元
目的/かんがい
ダム位置/香川県仲多度郡満濃池
河川名/金倉川水系金倉川
型式/アースダム
総貯水量/15,400,000m3
流域面積/12.8km2
湛水面積/1.4km2
完成年/昭和34年
管理所/満濃池土地改良区
香川県多度郡琴平町西山522-3
TEL:0877-75-3157
関連ホームページ
●まんのう町
http://www.town.manno.lg.jp/
開催日:2010/06/15
初夏の風物詩ともなっている満濃池の『ゆる抜き』
今年は 6月15日(火) に行われます。
<11:00 ~ 式 典 >
< 正 午 ~ ゆる抜き>
詳しくは、満濃池土地改良区(75-3157)まで
で、昨日娘らがパスポートセンターへ行ったんだけれど、私の書類が不備だというので、急遽、島から戻って・・、サンポートのパスポートセンターに出かけて行って、免許証の実物を見せてOKになった。代理だと・・年金証書だとか健康保険証とかが必要ならしい・・。そういうのは書き方見本には書いていなかったようにおもうのだけれど・。
で、パスポートは、来週の月曜日にできあがる予定らしい・・。この週末は神戸から大阪・神戸と・・これまた・・・飲み会だな・・。少しばかり・・・風邪気味なのがきにかかるけれど・・・。それまでにはなおしておかなくては・・・だ。なにせ、気候が安定せぇへんものね。暑くなったり寒くなったりだから・・のどがガラガラというてる・・。
で、今日はかねちんと・・「たも屋」朝日町店に行った・・。ここは駐車場がないのが欠点だけれど・・。素材は、大将の真剣勝負の練りと打ち込みだし、そして、手作り・無添加、純正にこだわった手打ちうどんを食べさせてくれる。こしと食べごたえのある逸品として有名だ。
■ メニューとしては以下のようなものがあって・・。
かけうどん (小) 150円 (大) 230円 (特大) 310円
ぶっかけうどん (小) 220円 (大) 300円 (特大) 370円
ざるうどん (小) 220円 (大) 300円 (特大) 370円
釜あげうどん (小) 220円 (大) 300円 (特大) 370円
釜たまうどん (小) 270円 (大) 350円 (特大) 420円
天ぷら 各種 100円
ジャンボいなり 100円
おにぎり 100円
手作りコロッケ 120円
巻き寿司 150円
バッテラ寿司 150円
■ ショップデータ
名称 : たも屋
サイトURL : http://www.tamoya.com/
所在地 : 〒760-0064 香川県高松市朝日新町1-16
連絡先 : TEL/FAX 087-821-4480
営業時間 : AM7:00~PM2:00
定休日 : 日曜日・祝日
で、いつもの「かけ小」に野菜かきあげ天を載せてみた。これで・・250円。
お湯きりがあまかったものか、お出汁が薄くなって、しかも天ぷらがお出汁を吸うモノから、お出汁の追加ということになってしまった・・。ま、大きなずんどうから蛇口で注ぐ形式だから遠慮はいらんのだけれどもね・・。
じゃぁ、また、明日、会えるといいね。