KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

納めの吟行句会

2017年12月27日 | 俳句
天気 晴

写真は、今日の、花芽の出始めた辛夷か白木蓮の木と冬青空。

とびきりの冬晴で、寒いものの風はなく吟行日和となった。
私にしては少し早く起きて、10時に小田急線鶴川駅へ行き、仲間の一人と待ち合わせ。かなり張り切って武相荘(白洲次郎夫妻の旧家の施設)へ。他の人たちは先月と同じく里山散策に行ったけれど、そこは谷戸へ下って登って、という険しい坂道があるそうでめえちゃんで生きる私と、もう一人の足に支障のある仲間には無理。ということで、今日は別の所へ行くことにしたのだ。
でも・・なんということ。25日から正月3日まで年末年始のお休みだった。
昨日、HPであれこれ確認したのに、28日前から休むという情報を見逃していたのだ。

ま、仕方がない。来年にも同じ新百合ヶ丘の会場ですることが多くなるらしいので、行く機会は何度でもある。

駅へ戻ることにして、途中の小さな川沿いに遊歩道のあるのを見かけて立ち寄ったら、それが正解。冬の川の風景が何とか句になった。大きな鯉がたくさん寄ってきた。カワセミの声がしたのでしばらく待ったら、青い光を放って川沿いを飛んできた。コサギが浅瀬をゆっくり歩きながら餌をさがしている。と思ったら、鴨のつがいも現れた。
まずまずの風景を二人で眺め、私一人だけが別行動、は避けることが出来た。仲間が居れば同じものを見た句が作れるので句会でもほっと出来る。
とはいえ、たいした句は作れず、家で作った句を2句足して9句しか出せなかった。
カワセミもサギも夏の季語、冬の句にするのは難しかったし・・

私が参加する句会の、今年最後になるので、まさに納めの句会。
出席はいつもより少なくて8人だった。ま、今の時期にのんびりと句会に参加するのはよほどの暇人? と思いつつも、家に居たって落ち着かないだけで何もしないかもしれないし、久々に充実した実感があった。


枯蔦を引いて寂しき音残す   KUMI
コメント
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