小寒そして日蝕

天気　曇がちのち曇

寒入りなので仕方がないとはいえ、急に気温が下がった。穏やかだった正月も終わりだから身を引き締めて・・という知らせなのかも。昨日は暖かくてお散歩日和だったが、喉が少し痛くなり風邪をひいてしまったら大変、と思い家に籠った。そして今日の寒さにも大事をとった。明日から、一日置きに検査通院なのでそれを延期するのは面倒なこと。

写真は昨日の夕暮れの富士山。寒の内にはこんな夕暮れが毎日のように見られる。ただ、今日は曇っていて暗い空のまま暮れてしまった。

という日、部分日蝕が見られる、というので時間を確かめたら10時過ぎくらいがいちばん欠けるという。何とか太陽は出ていたので、以前の皆既日蝕のときに買っておいた専用グラスを持ち裏の廊下へ。ベランダからは見られない。
見えました、太陽の左上が、ちょっとえぐれたカタチ・・アップル社のマークの欠けた林檎のような。長い廊下、私のほかに誰も居ない。夫は用で不在、一人で見るのは寂しいのでお隣に携帯メールをした。隣人にメール、というのはおかしいけれど、いつも、用事はメールすることにしている。玄関にピンポン鳴らすよりはずっと気軽に声を掛けられる方法だ。
日蝕の時間には気づいていなかったようで、一緒に見ることが出来た。雲が増えてきて、その後は見られなかったのでラッキーだった。
次は生涯見られる機会がないかも・・と思ったら、今年の末にも部分日蝕があるのだそうだ。

宇宙のことには疎いけれど、宇宙の不思議をちょっとだけ覗いた気分になれた。

太陽の少し欠けたる寒さかな　　KUMI