KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

わが二十歳

2019年01月14日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴

成人の日?奇妙な日が祝日になってしまい、まだ戸惑っている。
穏やかな日差しの日で、お散歩日和なのに・・実は、風邪がぶり返してしまった。ちょうど1週間前のことで、喉が痛くて少し熱っぽいので内科通院のついでに風邪薬も処方してもらった。4日分だったが、その薬、1日飲んだら喉の痛みもなくなったし、と勝手にやめてしまった。ところが・・
一昨日の夜からの、背中の痛み。原因不明で昨日は大分良くなったと、これも勝手に思っていたら、そちらも昨夜からぶり返し。
そして、今朝、微熱ながら発熱し喉に加えて頭痛も・・完全に風邪の症状でございます。背中の痛みも、結局は風邪の症状なのか、と思えば納得する。
治りきっていなかったのだ。風邪には滅多にかからない方だったから油断していたが、去年も罹っているから、どうも〇〇は風邪をひかない、という通説も嘘なのかも。

ともかく、今日はおとなしく家に籠って、残っている薬を真面目に飲んでいる。
寝不足も加わって何もしたくないので、自分の成人の日の写真を探してみた。
成人式にはいかなかったが、職場の仲間と、大きなお屋敷の友人の家にあつまって祝った覚えがあって、写真があるはず・・なのに、見つからなかった。
世田谷に住んでいて、でも高校2年の途中で状況した田舎者、成人式には興味もなかった。

二十歳のころの写真といえば、山へ行ったときのものばかり。山ガールでございました。
ちょっと見苦しいモノクロの写真ですが・・三つ峠で。富士山が素晴らしかった。


こちらは、初めて尾瀬へ行ったときのもの。一応可愛く写っているのは、撮影者が通りすがりのプロ写真家だったからだ。友人と友人のボーイフレンドとの奇妙な三人の山旅、私が可愛かった?からか、水芭蕉のそばでモデルにさせられて、後日送ってくれた。


あとは、何だか冴えない恰好のハイキング行の写真ばかりで。
街のものでは、職場の屋上で撮ったこの一枚くらいが丸の内のOLらしく写っているお仕着せの姿。


当時は東京でも、女の子で大学へ行けるのは経済的に恵まれたお嬢さまか、苦学してでも・・という秀才か、どちらかだった。姉がその「苦学してでも・・」という秀才だったので某著名な国立大へ行った。私は理数科がからきしダメで国立など無理、でも私立なら〇〇大でも・・と学校ですすめられていた。ところが、その「秀才姉」に猛反対された。家の経済的を考えたら、そんな大学なんて行けないでしょ・・大ゲンカの末に諦めて、ならば働いて好きなことをたくさんしよう、と切り替えた。旅行も山も好きな本も映画も、自由に自分のお金を使えて、友人にも恵まれて、楽しい二十歳だった。
山行きはその後やめてしまったが、その当時始めたスキーは、4年前まで続けていた。

という頃の写真。キツネ目が今は垂目、ふさふさの髪も今はスケスケ。知らない人が見たら私の写真、とは思わないだろう。
苦労のない表情ですねえ。実際、仕事だって悩むほどのこともなかったし、呑気な二十歳だった。でも、しっかりと働いて自立していたのは事実だ。

ゆく雲を日がな見てゐる風邪心地  KUMI
コメント (6)
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