KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

もう梅雨晴間

2024年06月24日 | 俳句
梅雨入り三日目にしてもう梅雨の晴れ間は広がり、久々の富士山も。写真は以前の住まいからの梅雨晴間の富士山。ここからでは電線電柱が邪魔で写真にならないし、今のところ、カメラはやめている。

訃報は、唯一生き残っている姉のご主人のもの。90歳だし、長く患っていたので突然ではないけれど・・身内がどんどん居なくなるし、私の体調は悪いままで少しでも回復するところはないし・・落ち込んでいた。落ち込むのは簡単、でも元気を出すのは力が必要。というような昨今の状態になってしまった。

昨日は、誕生日には2日早いけれどあーちゃんが来てくれた。いつもは通院の付き添いの時だけなので「自由時間」をとれなかったが、昨日は色々と助かった。仏壇の供花に買ってきてくれた花の中に紅花(べにばな)が入っていた。私のために別の容器へ。

 みちのくの紅花(べに)剪りためて袖袂  杏子

師の句に紅花はよく出てきた。山形に、実際に栽培している畑があって今も京紅の原料として摘まれているのだそうだ。朝の早い時間に女たちの手によって丁寧に摘まれていく。一度、一面に咲く風景が見たい・・と思う花。

供花の中心はひまわり。元気の出る花だけれども・・かの世へ行ってしまっては・・。

これからも生きていく人間の方が大事。姉はこれといった病気はなく、足腰は弱いが私よりも元気。とはいえ、長年の介護生活を終えた姉に心底お疲れさま、と言いたい。1年弱の介護で終わった私は、運が良かったのかもしれない。

梅雨夕焼け西方浄土まで染めよ  KUMI
コメント (8)
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