KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

小判草はよく増える

2020年05月18日 | 俳句
天気 曇

このまま梅雨に入りそうな天気が、今週は続くらしい。走り梅雨、などと洒落たことを言っている場合ではない、春や初夏の一年でいちばんのんびり出来る陽気がないまま終わる。

近所の公営住宅のフェンスの外に、小判草が年々増えてきて今年は大変な量の小判がびっしり。ここからは遠いけれど、我がマンションの周りにも植え込みの間にちらほらと。
雑草と化して始末に困るこの草、調べたら、明治の初めに観賞用にヨーロッパから取り入れたとか。小判に似ているので珍重されたのだろうか。
ヨーロッパから来て困っているのは新型コロナウィルスも同じ。中国から来たものが治まったあとに、ヨーロッパからの「種」は増え続けたのだとか。
植物もウィルスも、もう地球は一つ。

数日ぶりにスーパーへ。マスクを外せない場所なので長くいると息苦しくなってくるので買うものは決めていく。散歩は、あまり人に会わない道を選び、前後に人が居ない道ではマスクを片耳外すことにしているが、スーパーの周りは人が絶えない。
不要ではないけれど、和菓子もなくなっていたので、好物の中村屋の最中をゲット。
今日のおやつは久々に中村屋ですよ~ と楽しみにお茶を淹れようとしたら茶筒が空っぽだ。予備のお茶は冷蔵庫に入れてある・・筈が、ない! あれ?いつも封を切って半分は茶筒に、半分は冷蔵庫に。その半分が所定の場所にない。もう新茶の出回る頃なので古茶の買い置きは控えていた。冷凍庫にもない・・お茶も、米味噌醤油と同じく欠かしたことはないのに。
がっかり。日常生活のミスが多くなった。

茶道を教えている姪から貰った高級らしい抹茶が、半分だけ冷凍してあるのを思い出した。私は茶道なぞ嗜まないので、時々抹茶塩にしたり、気が向けば自己流にお茶をたてたりしていた。今日はそれを煎茶の替わりにしましょ。同じお茶なのだからいいでしょ。


来週は、ネットで静岡の新茶を頼んであるので届くことになっている。でも、今週末に内科通院で隣駅まで行くので、そのときに新茶を買える。そろそろ、地元の新茶の出回るころだ。

朝起きてベランダのガラス戸を開くと鶯の声の聞こえることがある。寝坊なのでもう7時近い時刻。以前はもっと近くで鳴いていたのに、最近はどこで鳴くのか解らない。隣駅の前の大学構内にはよく鳴いているけれど、2㌔近くも離れているのに聞こえる訳はない。それとも、今年は自粛の街に車が少なくて大学の鶯がここまで聞こえる? その大学、花見に行った3月末には普段通りに構内出入り自由だったが、今は閉ざされているらしい。

老鶯や町のだんだん覚めゆける  KUMI
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4 コメント

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Unknown (小父さん)
2020-05-18 22:26:51
>このまま梅雨に入りそうな天気が、今週は続くらしい。

それは憂鬱ですね~。

>明治の初めに観賞用にヨーロッパから取り入れたとか。

はっはっは、近くの池にも魚の外来種を減らす工夫をたくさんやってますね。
外国からやって来て生き延びるのだから小判草も魚も新型コロナウィルスも逞し過ぎるんでしょう。

>好物の中村屋の最中をゲット

うらやましいです。
中村屋は知りませんが、最中は嫌いになりませんね~(笑)

>その大学、花見に行った3月末には普段通りに構内出入り自由だったが、今は閉ざされているらしい。

今どき不自由な世界になってしまいました。
外来菌は送り返したいものです(笑)
先日海に出掛けた時の大型貨物船が全くいないのには驚いたものです。
テレビや新聞では貨物船の報道など見たことがなかったもので。

「老鶯や町のだんだん覚めゆける」

老鶯の方が元気よく鳴くんですか。
知りませんでした。
「老鶯」という言葉も含めて。
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Unknown (ふきのとう)
2020-05-19 07:55:14
以前はオオキンケイギク、最近ではナガミヒナゲシなど国境を越えて来たこれらの植物は日本の固有植物を制し、生態系を変えてしまうそうです。ナガミヒナゲシの一見愛らしい花容が受け入れられているようですが、とんでもなく繁殖率も旺盛だと言いますね。小判草もそうですが、愛らしいばかりでなく、その実、驚異的な有害植物であることは、人にも良く有ることだとつくづく思った次第です。
返信する
小父さん、とにかく静かです (KUMI)
2020-05-19 16:36:52
長いこと都心へは行っていませんが、東京はとにかく静かなようです。
航空便もないので、夕方になると見られる航空機も飛行雲もなくて。
海も空も、同じように鎖国状態なのですねえ。

唐来モノ好きの日本、大昔から文化も動植物も珍重したのですね。
池の亀も日本の亀は殆ど居ないのだと知ったときはショックでした。

鶯は春、歳時記では夏に啼くものを「夏鶯、老鶯」と言うのですが・・
老いた鶯、ということではないのが面倒です。
決まりごとが多すぎるので定型俳句を敬遠、という人が出るのでしょうね。


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ふきのとうさん、外来種は強いですね (KUMI)
2020-05-19 16:40:15
ふきのとうさんのお庭のように、きちんと手入れされていれば大丈夫ですが・・ヒナゲシを可愛いいからと抜かずにいたら増えて増えて、という人の話を聞きました。
車のタイヤが種を全国に運ぶらしいですね。私は、マンションの敷地に咲くと、こまめに抜いています。
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