天気 曇
写真は10年以上前の今日、新潟の山の中で。いつも毎年、私の誕生日頃には山菜採りに行っていた。標高千メートルくらいは今頃、ワラビと、山にしか生えない根曲がり竹のタケノコが採れる。だから、地元の人たちは熊を恐れながらも山へ入っていくのだ。ことに根曲がり竹のタケノコは高価らしい。採るのに苦労するので、私はあまり採ったことがないけれど。
何だか、狭心症です、と診断されてから体調が悪くなった。梅雨のせいもあるだろうけれど、とにかく体が思うようにならない。それでもせねばならないことはあって、昨日はシャワーを浴びて午後には月1回のLINE句会。メンバー3人のうちの1人が、転倒で腕を骨折してしまったという。私よりずっと若いのに・・人ごとではない。外出すると細心の注意をしているつもり。
右眼の半分下が見えない緑内障なので、足元はしっかりと見て歩く。もっとも、この「見えない」眼のおかげで注意をして段差などを見ているから、高齢者に多い躓いての転倒はしないのかもしれない。
都知事選挙やら世界へ目を向ければ戦争のあれやこれや・・自分を見れば病気のこと色々・・などなど、書きたいことはたくさんあれど、最近、驚かされるテレビの映像は「人懐っこい熊たち」だ。
で、山へ行った日と同じファイルにこんなものがあった。
安心してください、多分、下と同じ群馬サファリパークへ行ったときの写真です。
「熊注意」の看板は、新潟の山間部では珍しくもない。でも、一度も見たことがない。猿にはよく出逢った。自然を生きる猿は、我々が山菜採りをしているそばで、同じように草を摘んで食べ、人間には興味を示さない。人間は草をあさる仲間、くらいに思っているらしい。
カモシカにも時々出逢った。
下の写真は、望遠で撮ったカモシカ。遠くから見つけたときは、子牛かと思った。あとで知ったことだが、カモシカとは言うけれど牛の仲間なのだそうだ。
ともかく、熊がこんなに人間に近付くのも異常気象で山に何かの変化が起きている証拠かもしれない。東京も、奥多摩の山間部には熊がたくさん棲息するが、最近は街へどんどん近づいているらしい。「アーバン・ベア」なんて呼び名まで付いてしまって。カッコ良い呼び名が付いたって熊は熊です、怖いです。今、熊に出くわしたら、私は恐怖で心臓が壊れて即あの世、ですよ。
生きている間に出遭いたくないもの、直下地震・富士山の噴火。それに月の輪熊が加わってしまった。
昨日の句会から。題「鴉」
夕焼けに染まらず鴉四羽五羽 KUMI
素敵な予定でしたね。
自分で採ったワラビやタケノコは新鮮で美味しかったのではないですか。
>午後には月1回のLINE句会。メンバー3人のうちの1人が、転倒で腕を骨折してしまったという。
それはいけませんね。
>・・・、高齢者に多い躓いての転倒はしないのかもしれない。
93歳で亡くなった伯父貴が「風邪と転倒が一番いけない」といつも言ってましたが見事に朝、布団の中で天国に旅たちましたね。
>都知事選挙やら世界へ目を向ければ戦争のあれやこれや・・
官邸も含めてうんざりするニュースばかりな気がします。
>山へ行った日と同じファイルにこんなものがあった。
KUMIさん、どこで出くわされたのだろう?と思いましたよ。
見事な写真です。
木曽駒ヶ岳に登った時「熊注意」の看板がありました。
いったいどこに居るんだろう?なんて笑っていたのが嘘のようです。
>人間は草をあさる仲間、くらいに思っているらしい。
猿にはよく出逢いましたがそんな様子は見たことないです。
>下の写真は、望遠で撮ったカモシカ。
これは野生ですよね。
逞しく感じます。
「アーバン・ベア」って初めてききました。
学者さんが名づけたのだとか。
「urban」って都市の、都市的な、都会的なという意味だそうで・・・。
>カッコ良い呼び名が付いたって熊は熊です、怖いです。
本当です。
そうそう、鳥取城の裏山にも「熊注意」と鈴を鳴らしてくださいと書いてあったことを思い出しました(汗)
「夕焼けに染まらず鴉四羽五羽 KUMI」
ユーモラスです。
有難うございました。
車を追ってくる熊の映像を見ると、命がけ?
日本中、どこにでも出てくるのですねえ。
猿、くらいなら怖がらずに済みますが。
登山に熊除けの鈴は使いませんでしたか?
私は山菜採りにはいつも鈴は必需品でした。
地元の人が「今、そこで見た」などと山から下りできたりして。
人間は、結局、弱いものですね。