KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

敬老会

2024年09月15日 | 俳句
天気 晴

上の猫は、パソコン塗り絵です。

敬老の日は明日なのに、今日が「敬老会」となっていた。本来の敬老の日は15日だったので、こちらの方がしっくりする。
私が入所してからは、コロナコロナで、去年は私も感染した集団感染の終わったばかりだったし、一昨年も祝うどころではなかった。なので、ちょっと美味しい昼食とおやつが出るくらい。今年は、少し自己負担すれば天ぷらに海老が付いたり、フルーツが生で出たり(普段は缶詰ばかり)。



プラス900円を出した昼食です。美味しくいただきました。「茶碗蒸し」がなかなかの美味。
何でも高くなっている時節柄、自己負担が出るのも仕方ないか、と思う。少しでも美味しいものを食べたいので、私は月1.2回の「別料金メニュー」を楽しみにしている。でも、自分で頼んだかどうかを忘れている人が多いので「隣の人となぜ違うの」と揉める人は必ず出てくるようだ。あなた、頼んでいないでしょ、ということなのだけれど・・

で、この日に、喜寿・米寿などのお祝いの年齢の人に「表彰状」が渡される。
米寿が3人、卒寿が3人、白寿が2人、そして・・100歳が1人、102歳が1人。あれ?もっと居たような。
私なぞ、若者の部類でございますよ。「まだ90歳にはなていないわ」と言う以外、年齢は絶対に口外しないことにしている。以前、雑談でうっかり「昭和二桁」と言ってしまったら、100歳近いジイサマとバアサマに「若いねえ、戦争なんか覚えていない年だろ」とまるで子供扱いされ、軽蔑の眼を向けられて不愉快だった。ジイサマはもう居ない。バアサマは白寿で、まだ元気ではあるけれどほぼ寝たきり、口だけとっても元気で介護士泣かせのようだ。

そして驚くのは、100歳越えのお2人のこと。お2人とも男性で、杖をついてはいるが自力歩行していて、耳は遠いものの認知症ではない。ことに102歳の方は、酸素ボンベは使っているもののまだパソコンも使っているらしい。とても紳士。
100歳のジイサマの方は、未だに文庫本を読んでいる。私はもう、あの字を読み続けるのはちょっと・・

午後はボランティアのクラリネット演奏があった。これも、ボランティアが自由に入れるようになったおかげ。でも、まだ今も流行しているらしいので大勢の集まりは怖い気がする。

遠富士の雲より覗く敬老日  KUMI
コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 異変は植物にも・・ | トップ | 翅ぼろぼろになるまで »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
追加しても (ふきのとう)
2024-09-16 08:45:54
少々の追加料金をしても美味しいものは心を豊かにしてくれますね。100歳で文庫本を読まれるとは天晴れです。コロナは静かに流行っているようです。マーケットでも90%の方はマスクをしていますので、ノーマスクでは心を咎めます。他人様の為ではなく、ひとり暮らしを安全に暮らすためにもマスクは必然です。小川の土手の白ヒガンバナ、最初は純白でしたが、年々くすんだ白と化し、今はベージュになってしまいました。いっそ、赤い方が美しいように思います。
返信する
ふきのとうさん、ベージュとは・・ (KUMI)
2024-09-16 15:18:31
赤と白が混じったのでしょうけれど、中途半端はいやですね。最終的にはどんな色で落ちつくのでしょう。自然交配していくのですね。
コロナは、確実に流行期のようです。治療が自己負担になって、結構な費用がかかるようなので、若い人たちは高価な以前のような薬は使わないで治すみたいです。きちんと隔離療養する人も減っているので、なかなか流行うぃ止められないようです。自分で気を付けるほかありませんね。
返信する
Unknown (小父さん)
2024-09-16 21:36:47
>上の猫は、パソコン塗り絵です。

へ~っ、そんなことが出来るのですか。
いつもの塗り絵とは、ちょっと感じが違うと思っていました。

>敬老の日は明日なのに、今日が「敬老会」となっていた。

それはそれは!
わたくしめも、喜寿ということで明石市と自治会からそれぞれ敬老金と御祝を計1万円いただきましたよ(笑)。
記念に山登り用のブランドのキャップでも買おうかと思っています。
だけど、民生委員と自治会長が訪ねてこられるだけでなんだか?って感じです。

KUMIさんの場合は、なかなか豪華で楽しそうですね。

>「茶碗蒸し」がなかなかの美味。

良かったですね!
ホームでの手作りなんでしょうか、それともお店屋さんからのものでしょうか。

>「隣の人となぜ違うの」と揉める人は必ず出てくるようだ。

いろいろと難しいですね。

米寿、卒寿、白寿、そして・・100歳、102歳ですか!
私は戦争はもちろん知りませんし、もしそこに居たらひよっこ扱いでしょうね。

>お2人とも男性で、杖をついてはいるが自力歩行していて、耳は遠いものの認知症ではない。ことに102歳の方は、酸素ボンベは使っているもののまだパソコンも使っているらしい。

驚きです。
人生100歳時代なんて言葉だけは、私も時たま使いますが、もう実際に到来しているんですね。

私も文庫本も新聞も読みづらいです。
2ヶ月くらい前に眼科でそのように話していろいろチェックしてもらたのですが「見えています」、「眼鏡も合っています」としか言われませんでした。

ただ焦点を合せる力は「年とともに弱くなっていきます」という言葉で変に納得してしまいました。

>午後はボランティアのクラリネット演奏があった。

管楽器の生演奏を聴くことが出来るなんて羨ましいです。

「遠富士の雲より覗く敬老日  KUMI」

お陰で私も敬老の日の気分のお裾分けを少し味わせていただいたようで有難いです。
私に敬老という言葉を早すぎますね(汗)。
返信する
小父さん、喜寿にお祝い金とは! (KUMI)
2024-09-17 15:16:09
おめでたい年齢ではありますが、この時節、喜寿は高齢の中の赤子のような年齢。
ともあれ、おめでとうございます。

塗り絵は、私はスマホでやっていますが、色々とあります。
幼児も老人も楽しめます(笑)

百歳という長命を楽しめて生きられるなら、本当に素晴らしいのですが・・
周りを眺めて、長命を羨ましい、と思える人はほぼ居ません。
寂聴さんとか、ドクター日野原とか、まさに長寿を全うする人は、本当に稀有ですね、
病気や障害でただ苦しみながら生きていても・・と、最近は疑問に思います。
50代の頃までは、長生きをして好きなことをたくさん楽しんで・・と夢もあったのに。
返信する

コメントを投稿

俳句」カテゴリの最新記事